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20GB以上通信できるスマホ大容量プラン 3キャリアの違いは?

2016年9月に、携帯キャリア3社から発表された大容量プラン。それぞれ何が違うのか、比較しました。

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 2016年9月にソフトバンクが月20GB/30GBのデータ通信が可能な大容量プランを発表しました。それを受けて、KDDI、NTTドコモも大容量プランに追随。各社の大容量プランの内容を見ていきましょう。

ソフトバンクの「ギガモンスター」

 ソフトバンクは、料金プラン「スマ放題」と「スマ放題ライト」と組み合わせられるデータ定額サービスに、月額6000円(税別、以下同)の「データ定額20GB」、月額8000円の「データ定額30GB」を追加しました。

 これまであった、月額6700円の8GBプラン、月額8000円の10GBプランに比べ1GBあたりの料金が安くなっています。

 また、のちに発表されたKDDIの「スーパーデジラ」に対抗する形で、提供条件を変更、パケットの繰り越し制限を撤廃しました。テザリングオプションも2017年4月末まで無料(それ以降は月額1000円)となっています。

auの「スーパーデジラ」

 KDDIと沖縄セルラー電話は、「電話カケ放題プラン(カケホ)」「電話カケ放題プラン S(スーパーカケホ)」用のデータ定額サービスに月額6000円の「データ定額20」と月額8000円の「データ定額30」を追加しました。

 容量、料金ともにソフトバンクと変わっていません。KDDIの従来プランと異なるのは、家族間でデータ容量を贈れる「データギフト」に非対応なことと、「テザリングオプション」が2017年5月1日以降、月額1000円かかることです(4月末まで無料)。

ドコモの「ウルトラパック」

 NTTドコモは、「カケホーダイ&パケあえる」向けのデータ定額プランに、大容量の「ウルトラパック」を追加しました。

 1人向けプランの「ウルトラデータLパック」(月額6000円、20GB)と「ウルトラデータLLパック」(月額8000円、30GB)はソフトバンク、auと横並びの容量、料金設定となっています。

 一方、家族向けプランの「ウルトラシェアパック50」(月額1万6000円、50GB)と「ウルトラシェアパック100」(月額2万5000円、100GB)も同時に提供されます。テザリングの利用料は2018年3月末まで無料ですが、それ以降は月額1000円となります。

20GB/30GBプランは各社同じ料金設定

 「ギガモンスター」「スーパーデジラ」「ウルトラパック」と3社から出そろった大容量プランですが、20GBプランと30GBプランに関しては各社足並みをそろえた形となりました。

 それぞれテザリングオプションは月額1000円、余ったデータ容量を翌月に繰り越し、という部分も変わりません。唯一ドコモは、家族向けのシェアパックにも新たに50GBと100GBのプランを用意しました。

 自分の月のデータ使用量と見比べてみて、契約内容を見直すのもいいかもしれません。

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