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ソフトバンク、「ギガモンスター」の提供条件を一部変更 パケット繰り越し制限を撤廃:テザリング無料キャンペーンも
ソフトバンクが9月8日に発表した「データ定額20GB」「データ定額30GB」の提供条件がさっそく一部変更となった。5GBが上限だったデータ繰り越し容量制限を撤廃するほか、2017年4月30日までテザリングオプションを無料で提供するキャンペーンも実施する。
ソフトバンクは9月9日、9月13日から提供する「通話定額(ライト)プラン」用のデータ通信サービス「データ定額20GB」「データ定額30GB」(以下、まとめて「ギガモンスター」)の提供条件を一部変更することを明らかにした。(本文中の価格は全て税別)
ギガモンスターでは、従来の通話定額プラン用データ通信サービスとは異なり、余ったデータ容量の翌月繰り越しに5GBの上限を設け、テザリングオプションが有料(月額1000円)となっていた。
今回の変更では、データ容量の翌月繰り越しの容量制限を撤廃し、余った容量を100MB単位(10MB以下は切り捨て)で繰り越せるようになる。また、テザリングオプションを無料とするキャンペーンを2017年4月30日まで実施する。
今回の条件変更とキャンペーン実施は、9月9日にKDDIと沖縄セルラー電話が発表した「スーパーデジラ」に対抗するものであると思われる。
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