スマホのアプリは、端末を使用していなくてもバックグラウンドで通信をして、最新の情報を取得している場合があります。Wi-Fiに接続した状態であれば問題はありませんが、モバイルデータ通信を利用している場合はデータ量が増えてしまう可能性があります。無駄なデータ消費を防ぐためには、アプリのバックグラウンド利用を制限する手があります。
「設定」の「データ使用量」で設定を変更できる
アプリのバックグラウンド利用は、「設定」の「データ使用量」で設定できます。右上のメニューをタップし、「バックグラウンドデータを制限する」をタップしましょう。確認画面で「OK」をタップすると、バックグラウンドでのモバイルデータ通信の利用が制限されます。ただし、確認画面にもある通り、アプリによってはWi-Fiに接続していないと機能しないものもあるので注意しましょう。
「設定」を開いて、「データ使用量」を選択。右上のメニューをタップして「バックグラウンドデータを制限する」をタップ(写真=左)。確認画面で「OK」をタップすると、アプリのバックグラウンドデータが制限される(写真=右)
アプリごとに制限することも可能
アプリごとにバックグラウンドデータの利用を制限することも可能です。上記の「データ使用量」画面を下にスクロールすると、アプリごとのデータ使用状況が確認できますが、そこで任意のアプリを選択しましょう。アプリの詳細画面に進むと、「バックグラウンドデータを制限する」のスイッチがあります。これをオンにすると、そのアプリはバックグラウンドでのモバイルデータ通信を行わなくなります。
「設定」→「データ使用量」と進み、「アプリの使用状況」から任意のアプリを選ぶ。ここでは「Gmail」を選択した(写真=左)。「アプリのデータ使用」画面に切り替わったら、「バックグラウンドデータを制限」をオンにする。確認画面で「OK」をタップすれば設定完了(写真=右)
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