12月13日、Pokemon GO(以下、ポケモンGO)に「ポケットモンスター 金・銀」で新登場したジョウト地方のポケモンたち、いわゆる「第2世代ポケモン」が追加された。
ポケモンGOを運営する米Nianticによれば、ピチューやトゲピー、それ以外にも第2世代ポケモンの一部が「タマゴから新たに見つかるようになる」という。
ピチューはピカチュウの進化前となるポケモンだ。初代(ポケットモンスター 赤・緑)にはピカチュウとその進化後となるライチュウが存在したが、第2世代では進化前のポケモンとなるピチューが新たに加わった。
トゲピーは第2世代で新登場したポケモンで、進化するとトゲチックになる。本家ポケモンのゲーム(金・銀)ではゲーム中にプレイヤーが初めて手に入れるポケモンのタマゴだ。タマゴから生まれたばかりのような愛らしい姿と、アニメ版での登場機会が多かったことから人気が高い。
ここで気になるのは、ピチューとトゲピー以外にも追加された「一部の第2世代ポケモン」だ。第2世代のポケモンは図鑑No.152〜No.251までの100種類あり、この中から人気や強さを考慮して追加するポケモンを厳選しているのかもしれない。
ただ、今回のアップデートは野生のポケモンではなく、タマゴからふ化するポケモンの追加ということだ。ピチューとトゲピーは「ベイビィポケモン」と呼ばれるもので、トゲピーを除くと、第1世代ポケモンの進化前として第2世代で追加された後付けのポケモンとなる。第2世代のベイビィポケモンは以下の8種類だ。
・ピチュー(進化後:ピカチュウ → ライチュウ)
・ピィ(進化後:ピッピ → ピクシー)
・ププリン(進化後:プリン → プクリン)
・トゲピー(進化後:トゲチック)
・バルキー(進化後:サワムラー、エビワラー、カポエラーのいずれか)
・ムチュール(進化後:ルージュラ)
・エレキッド(進化後:エレブー)
・ブビィ(進化後:ブーバー)
どの第2世代ポケモンがタマゴからふ化するようになったのかは、世界中のトレーナーからの報告などですぐ明らかになるだろうが、まずはこれらのベイビィポケモンに注目したい。
そもそも本家ポケモンのゲームにおいてベイビィポケモンは、野生に出現せず、物語の中でもらえるタマゴをふ化することで入手できる貴重な存在だった(後の作品では野生にも出てくるようになる)。今回のポケモンGOでのアップデートは、本家ポケモンにおけるベイビィポケモンの扱いに倣ったと考えられる。
いずれにせよ、トレーナーはしばらくの間、新しい第2世代ポケモンをゲットするため、タマゴをふ化装置に入れて寒空の下で歩き続ける日々が続くに違いない。
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