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iPhoneのパフォーマンス低下、iPadやiPod touchには影響なし

Appleが、iPhone 6以降のパフォーマンス問題についての詳細を更新。シャットダウンを防ぐための「電源管理機能」はiPhone固有の問題で、iPadやiPod touchには適用されない。

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 Appleが、iPhone 6以降のパフォーマンス低下について言及しているサポートページを1月5日に更新。

iPhone 6s
バッテリーに問題ないものの、ごく一部の製品で突然シャットダウンする不具合に見舞われたこともある「iPhone 6s」。この不具合はiOS 10.2.1で解消されている

 バッテリー残量が少ない、経年劣化が進んでいる、周囲の温度が低いという状況下で起こりやすいシャットダウンを防ぐため、iOS 10.2.1またはiOS 11.2以降で「電源管理」の機能改善を追加した。その結果、以下のような変化が見られることがあるという。

  • アプリの起動に時間がかかるようになった
  • スクロール中のフレームレートが低くなった
  • バックライトが暗くなった
  • スピーカーの音量が小さくなった
  • 一部アプリでフレームレートが徐々に低下する
  • カメラのフォトライトが使用できなくなった
  • バックグラウンドで更新されるはずのアプリが起動中に再読み込みされる場合がある

 なお、通話品質や通信速度、撮影した写真や動画の品質、GPSのパフォーマンスや位置情報の精度、ジャイロスコープ、加速度センサー、気圧計、Apple Payなどは影響を受けない。

 こうした電源管理機能はiPhone固有のもので、他のApple製品(iPadやiPod touchなど)には適用されないとのこと。

 Appleは現在、iPhone 6以降のモデルに対して、保証対象外のバッテリー交換費用を8800円から3200円に減額する措置を行っている。

iPhone 6s
Appleのサポートページで、iPhoneの電源管理機能について説明されている

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