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音楽を2000曲保存OK! 日本初のHDD搭載ケータイ「W41T」(懐かしのケータイ)
国内で初めてハードディスクを搭載したケータイ「W41T」。本体を閉じたまま音楽の再生操作ができる静電パッドキーや、多彩なサウンド設定などを備え、音楽機能が充実したケータイでした。
思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、au(KDDI・沖縄セルラー電話)の東芝(現・富士通モバイルコミュニケーションズ)製ケータイ「WIN W41T」です。
W41Tは、日本で初めてハードディスク(HDD)を搭載したケータイとして登場した、折り畳み型のCDMA 1X WIN端末です。
内部ストレージとは別に4GBのHDDを内蔵していて、約2000曲という大量の楽曲ファイルを保存することができました。当時のケータイで対応していた外部メモリの最大容量は、1GB程度まで機種が多く、その大容量さのインパクトは絶大でした。
HDDのうち512MBは写真やムービー、電話帳データなどの保存にも使え、PCと接続してデータのバックアップなどにも利用できました。
本体背面には静電パッドキーを搭載していて、閉じたままでも音楽再生の操作が行えました。この他、ステレオスピーカーの搭載や、48種類の組み合わせが選べるサウンド設定など、多数の音楽機能が盛り込まれていたことから「MUSIC-HDD」の通称が付けられていました。
(機材協力:携帯市場)
「W41T」の主な仕様
- 発売日:2006年2月9日
- キャリア:au
- メーカー:東芝
- サイズ:約50(幅)×106(高さ)×28(奥行き)mm
- 重量:約157g
- メインディスプレイ:2.4型(240×320ピクセル)TFT液晶 26万2144色
- サブディスプレイ:ホワイトバックライト付きワイドモノクロ液晶(160×33ピクセル)
- アウトカメラ:有効約323万画素CCD
- ボディーカラー:フィーチャーグリーン、ビートブラック、アンビエントホワイト
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