3万円で買えるデュアルカメラ! 「HUAWEI nova lite 2」「gooのスマホ g08」で撮りまくる:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/4 ページ)
「HUAWEI nova lite 2」と「gooのスマホ g08」は、3万円あればお釣りが来る価格で購入できるデュアルカメラスマホ。前者はアウトカメラ、後者はインカメラという構成なのだが、とりあえず撮ってみるのである。
「インカメラ」を試す
でもgo8がすごいのはむしろインカメラなのである。
g08のインカメラ部分を拡大してみよう。先ほども述べた通り、デュアルなのだ。
構成は「広角」「超広角」。前者は何と2000万画素のセンサーを使っている。なぜそんな画素数が必要なのか良く分からないが、2000万画素である。後者のセンサーは800万画素。その2つを切り替えて使う。
標準カメラアプリに表示されるアイコンが1人のときは広角カメラ、2人のときは超広角カメラを使っているのだ。つまり、「2人以上で同時に自撮りしたい人はこっち(超広角カメラ)を使ってね、と示している。これは分かりやすい。
で、フェイスビューティーを使い、普通に自撮りしたのがこちら。
インカメラだけれど、背景が自然にぼけていて良い感じ。
では「超広角」に切り替えて撮影してみよう。いきなりこんな感じになります。
手で持った状態でも、これだけ広い範囲が写るのだ。せっかくなので、わたしが写り込んだ状態のまま撮ってもらったのがこちら。
本当に“超広角”なのがわかると思う。画角は120度だそうな。
自撮り棒がなくてもこれだけ背景が広く写るわけで、周辺部の歪みはあるものの、旅行へ行ったら使いたくなるでしょう、これ。素晴らしい。
でも、デュアルカメラだから背景ボカシが得意、ってことはないのでご了承を。以下の作例を見れば分かると思う。あくまでも「画角を切り替えて使う」という位置付けなのだ。
ここで、nova lite 2のインカメラを見てみよう。
ひとまず、通常モードとポートレート+ボケ味で撮り比べ。
さすがにインカメラがシングルなので、指先が背景に溶けるなど不自然な所もあるけれど、けっこう頑張っていて右手中指以外はあまり不自然さを感じない。「一日の長」ですな。
ビューティー機能も肌を白く滑らかにして、陰影を目立たなくする効果をちゃんと発揮している。
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