mineo、「通信の最適化」で謝罪 「事前に説明すべきだった」
ケイ・オプティコムが、MVNOサービス「mineo」で実施している「通信の最適化」について謝罪した。事前に説明せずに実施したことで非難が集中していた。通信速度を改善する施策の一環として実施した。
ケイ・オプティコムが、MVNOサービス「mineo」で実施している「通信の最適化」について、コミュニティーサイト「マイネ王」でおわびの告知をしている。
同社は、通信が著しく混雑する際に、データの圧縮やパケット再送を抑制するなどの最適化を、2018年4月10日から実施している。mineoの通信サービス約款 第35条には「契約者に事前に通知することなく通信利用の制限を行うことがある」と記載していたため、契約者に告知せずに最適化を始めた。
しかし、ネットではTwitterなどでユーザーからの非難が集中。ファンとともにサービスを作り上げるという「Fun with Fans!」を掲げる同社のスタンスを鑑みると、今回の通信の最適化は事前に説明すべきだったと謝罪している。また、4月下旬からネットで本件が指摘され続けているにも関わらず、会社としての見解の発表が5月7日になってしまったことも謝罪している。
同社は通信の最適化を行った理由は、年々増加するモバイル通信のトラフィックを抑え、通信速度を改善する施策の一環だと説明している。
一方、通信の最適化をオフにする選択肢がないことを非難する声や、(通信の最適化を免れる)https通信時の速度を制限しているのではないかという指摘も挙がっている。通信の最適化に関する詳細については、技術者がマイネ王に別途記事を掲載する予定とのこと。ITmedia Mobileでも詳細を別途取材しており、回答が得られ次第、掲載する予定だ。
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