ドコモの2018年夏モデル Xperia XZ2シリーズ、Galaxy S9/S9+、HUAWEI P20 Proなど計11機種
ドコモが2018年夏商戦向けモデルを発表した。新モデルはスマートフォン10機種とタブレット1機種を合わせた計11機種。ドコモでは約5年ぶりのHuaweiスマホも登場する。【更新】
NTTドコモが5月16日、2018年夏商戦向けの新機種や新サービスを発表した。
新モデルはスマートフォン10機種とタブレット1機種を合わせた計11機種。スマートフォンはハイエンドモデルがソニーモバイルコミュニケーションズ製の「Xperia XZ2 SO-03K」「Xperia XZ2 Premium SO-04K」「Xperia XZ2 Compact SO-05K」、サムスン電子製の「Galaxy S9 SC-02K」「Galaxy S9+ SC-03K」、シャープ製の「AQUOS R2 SH-03K」、Huawei製の「HUAWEI P20 Pro HW-01K」をそろえた。
【更新(15時50分):画像と機種別記事へのリンクを追加しました】
NTTドコモの2018年夏モデル。上段左から「Xperia XZ2 SO-03K」「Xperia XZ2 Premium SO-04K」「Xperia XZ2 Compact SO-05K」「Galaxy S9 SC-02K」「Galaxy S9+ SC-03K」。下段左から「AQUOS R2 SH-03K」、Huawei製の「HUAWEI P20 Pro HW-01K」「LG style L-03K」「arrows Be F-04K」「TOUGHBOOK P-01K」「dtab Compact d-02K」
いずれのモデルもカメラ機能に注力している。デュアルカメラ搭載機としては、Xperia XZ2 Premiumがカラーセンサー+モノクロセンサーと独自の画像処理で明るく撮影できること、Galaxy S9+が望遠撮影できること、AQUOS R2が超広角の動画専用カメラを搭載したことを特徴としている。約5年ぶりにドコモのスマートフォンを投入するHuaweiのP20 Proは、カラーセンサー+モノクロセンサーに望遠レンズを加え、最大5倍相当の光学ズームが可能。
Xperia XZ2、Xperia XZ2 Premium、Galaxy S9、Galaxy S9+、AQUOS R2、HUAWEI P20 Proは、理論値で下り最大988Mbps、上り最大75Mbpsの通信をサポート。また、上記6機種は、5つの周波数帯を重ねる5CAを活用した下り最大794Mbpsまたは744Mbpsの通信もサポートする。
約5型ディスプレイを小型ボディーに搭載したXperia XZ2 Compactは、国内キャリアではドコモのみが扱う。また、ビジネス向けのタフネススマホとして、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「TOUGHBOOK P-01K」も投入する。
月額1500円をずっと割り引く「docomo with」の対象機種として、5.5型縦長ディスプレイを搭載したLGエレクトロニクス製の「LG style L-03K」、耐衝撃性能を持ちハンドソープでも洗える富士通コネクテッドテクノロジー製の「arrows Be F-04K」を追加する。
タブレットは、防水・防塵(じん)に対応してデュアルカメラを搭載したHuawei製の8型「dtab Compact d-02K」を発売する。
新モデルの発売時期
- Xperia XZ2 SO-03K……5月下旬
- Xperia XZ2 Premium SO-04K……2018年夏
- Xperia XZ2 Compact SO-05K……6月下旬
- Galaxy S9 SC-02K……5月18日
- Galaxy S9+ SC-03K……5月18日
- AQUOS R2 SH-03K……6月上旬
- HUAWEI P20 Pro HW-01K……6月下旬
- LG style L-03K……6月下旬
- arrows Be F-04K……5月下旬
- TOUGHBOOK P-01K……2018年夏
- dtab Compact d-01K……2018年夏
新サービス
投資未経験者が楽しく投資を疑似体験できるよう、dポイントを利用した「ポイント投資」サービスを提供する。さらに、ポイント投資で投資に興味を持ったユーザーに対し、現金運用サービスを提案する「THEO+ docomo」を提供し、dカードで買い物をした際のお釣りを証券口座に振り込む仕組みも導入する。
「しゃべってコンシェル」を進化させた、新たなAIエージェントサービス「my daiz(マイデイズ)」は、ユーザーの行動を予測し、一人一人に合わせた情報をタイムリーに提案してくれる。dマーケットなどのドコモのサービスに加え、外部パートナーのサービスとも連携して情報を届ける。音声とテキストを活用した対話機能も用意する。
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