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HTC、ブロックチェーン採用Android端末「Exodus」を年内発売へ

HTCが、ブロックチェーン採用Android端末「Exodus」を発表した。年末までに出荷する計画。DAppをサポートし、Bitcoinなどの暗号通貨のノードとして使える。

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 台湾HTCは5月15日(米国時間)、ニューヨークで米Coindeskが開催したイベント「Consensus 2018」で、ブロックチェーンを採用するAndroidスマートフォン「HTC Exodus」を発表した。このプロジェクトを統括するフィル・チェン氏はCoindeskに、年末までに出荷する予定だと語った

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Exodus

 以前はVRヘッドセットの「Vive」を担当していたチェン氏は自身のMediumで、「Decentralized Chief Officer」の職に就き、HTCのブロックチェーンや暗号通貨を担当すると語った。Exodusは最初の製品になる。

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Exodusを発表するフィル・チェン氏

 チェン氏によると、Exodusは、DApp(自立分散型アプリ)を利用できる初のブロックチェーン端末という。同社はネイティブなブロックチェーンを構築し、Exodusを暗号通貨取引を容易にするノードとして使えるようにする。Exodusは、Bitcoin、Lightning Networks、Ethereum、Dfinityなどのプロトコルをサポートする見込み。

 DAppは、Decentralized Applicationの略。ブロックチェーンを使って開発されるので、管理はネットワークで分散化されており、個人情報などのクリティカルなデータをネット上に保存せずに済むなど、セキュリティ関連のメリットがある。

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