お気に入りを見つけよう! “こだわり”から選ぶiPhone Xケース(前編)(1/2 ページ)
ケースの種類が豊富なのがiPhoneの魅力。しかし「数が多すぎて選べない」という人もいるだろう。そこで、こだわりポイント別におすすめの「iPhone X」ケースをご紹介する。今回は「頑丈」「防水」「ユニーク」「薄型軽量」「バンパー」にこだわってみよう。
iPhoneの魅力の1つが「豊富なアクセサリー」だ。特にケースは他のスマートフォンと比べて圧倒的に種類が多い。しかし、その数の多さゆえに、もはや「どんな製品があるのか?」ということを把握するのも難しい。
そこで、今まで「ITmedia Mobile」で取り上げてきたものを中心に、今知っておきたい、特筆すべき「iPhone X」用ケースを10個の“こだわり”別に紹介する。今回は前編として、「頑丈」「防水」「ユニーク」「薄型軽量」「バンパー」にこだわってみる。
記事を読むに当たっての注意
記事中の価格は全て税込で、原則としてメーカー(輸入者)直販価格を記載しています。一部、iPhone X以外の機種でも使える汎用(はんよう)ケースも紹介しています。
とにかく頑丈であれ! 「MIL規格」準拠のタフネスケース
まず取り上げるのは、本体の破損を防止することを最優先した頑丈なケース。
最近、Androidスマホでは米国防総省の物資調達規格「MIL-STD-810G(MIL規格)」に準拠したタフネスさをアピールする機種も多いが、iPhoneのタフネスケースでもMIL規格に準拠したものが少なくない。
MIL規格は、米軍で使われる物資が満たすべき基準。過酷な環境でも耐えられるほどのタフネスさを持っているという意味で1つの指標になる。
ZERO HALLIBURTON Shockproof case for iPhone X(CCCフロンティア)
CCCフロンティアのスマホアクセサリショップ「UNiCASE(ユニケース)」が、スーツケースブランド「ZERO HALLIBURTON(ゼロハリ)」とコラボしたオリジナルiPhoneケース。ケースの内側にTPU(熱可逆性ポリウレタン)素材、外側にポリカーボネート素材を採用し、TPUの柔らかさで本体を優しく包み込み、ポリカーボネートの固さで落下時の衝撃を吸収する構造となっている。
ちなみに、ゼロハリケースでMIL規格に準拠したのはこれが初めて。価格は5184円だ。
- →タフネスなハイブリッドケースに――iPhone X用ゼロハリケース「ZERO HALLIBURTON Shockproof case」を試す
- →耐衝撃ケース「ZERO HALLIBURTON」シリーズのiPhone X向けが登場
URBAN ARMOR GEAR PLYO(UAG/プリンストン)
米国のカリフォルニア南部を拠点とする Urban Armor Gear(UAG)は、耐衝撃スマホケースをメインに扱うケースメーカー。日本ではプリンストンが正規輸入品を取り扱っている。
そんなUAGのケースの中で特にオススメなのが「URBAN ARMOR GEAR PLYO」。耐衝撃設計でありながら、軽量素材を採用。本体キーに配慮した設計も施してある。落下高さ122cm、落下方向26方向(8角、12稜、6面)の製品落下試験をクリアしているので、タフネスさも折紙付き。価格は4622円だ。
- →URBAN ARMOR GEAR PLYO(メーカーサイト・英語)
- →UAG iPhone X 用ケース(プリンストン)
Level Wallet Case(PATCHWORKS/KODAWARI)
カードを収納できるケースは多数あるが、この製品はMIL規格に準拠した耐衝撃性能を備えながら3枚のカードを収納できる。さらにカードを差し込むことでスタンドにもなるスリットを設けている。
通常価格は3132円だが、記事掲載日現在、Amazon.co.jpにある公式ストアでは2192円で販売されている。
夏に冬に大活躍! 防水ケース
続いて取り上げるのが防水ケース。これから夏になれば水場での利用も増えるだろう。さらに防水ケースは冬にも活躍。雪が解け、水で濡れることもある。もちろん日常生活、雨の日にも防水ケースであれば安心だ。
iPhone X自身もIPX7等級の防水性能を有しているが、防水ケースの中にはIPX8等級というさらに高い防水性能を備えるものもある。MIL規格に準拠するタフネスさを備えているものも少なくない。
LIFEPROOF FRE(FOX)
IPX8等級の防水性能を備え、水深2mでも使用できるというケースだ。IP6X等級の防塵(じん)性能や、MIL規格に準拠した耐衝撃性能・防雪性能も備えている。
水中で使う場合は画面操作できないものの、カメラを起動させてから水中でボリュームキーを押せばシャッター操作はできる(保証対象外の行為なので念のため注意)。ケースを装着したまま充電できたり、や、ケース装着時のスピーカーの音質を高めたりといったこだわりもある。
現在は5色展開で販売されている。価格は1万778円だ。
カタリスト 完全防水ケース(トリニティ)
IPX8等級の防水性能、IP6X等級の防塵性能とMIL規格準拠の耐衝撃性能を有するケースだが、こちらは水深10mまでの利用に耐えることが大きな特徴(30分まで)。
薄型設計でありながらケース装着時の充電に対応し、操作性を損なわない点も魅力だ。価格は1万4040円だ。
防水ケース&スマホポーチ(Pleasant.japan)
すごく“直球”なネーミングだが、IPX8等級の防水性能を備える汎用タイプのポーチケースだ。ケース内は二重構造でジップの部分をしっかりと閉じ、折り返してベルクロで密封する仕組みとなっている。水深30mまでの利用に耐えるという。Touch ID対応のiPhoneなら指紋認証ができるようにもなっている(iPhone Xには無意味だが……)。
高温や寒さにも強いポリ塩化ビニールを素材として採用。タッチパネルの操作も可能だが、水中のタッチ操作は対応しない。標準価格は2100円だが、記事掲載日現在はセール中で1780円で購入できる。
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