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iOS向け「+メッセージ」、6月下旬から利用可能に
3キャリアの「+メッセージ」が、6月下旬からiOSでも利用可能になる。+メッセージはSMSを拡張したサービス。これまではAndroidでのみ提供されていた。
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクが5月から提供している新たなメッセージサービス「+メッセージ」が、6月下旬からiPhoneやiPadでも利用可能になる予定。
+メッセージは電話番号を使ったメッセージサービスで、SMSの機能を拡張したもの。全角最大2730文字のメッセージや、画像、動画、スタンプなどをやりとりできる。5月9日から3キャリアのAndroid向けに提供しており、iPhone向けは後日提供とされていた。
3キャリアとも、iOS端末で+メッセージを利用するには、App Storeで配信される「+メッセージ」アプリをダウンロードする必要がある。iPhoneやiPadがプリインストールしている「メッセージ」アプリとは個別に使う形になる。
なお、ソフトバンクのAndroid向け+メッセージアプリは、誤ってアンインストールして過去のメールデータが消去されたユーザーが続出した事態を受け(関連記事)、現在もアプリの配信を停止している。
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