「arrows Tab F-02K」がOSバージョンアップ Android 8.1に
NTTドコモの「arrows Tab F-02K」がAndroid 8.1にバージョンアップ。同OSの新機能が利用できるようになる他、F-02K独自の機能改善や不具合修正も合わせて行われる。
NTTドコモは8月6日、富士通コネクテッドテクノロジーズ製タブレット「arrows Tab F-02K」のOSバージョンアップを開始した。バージョンアップ後のOSはAndroid 8.1(Oreo)で、端末単体で更新できる。
バージョンアップの概要
OSバージョンアップを適用すると、アプリ起動中に別のアプリを小窓表示する「ピクチャーインピクチャー(PIP)」機能の追加、テキスト選択の機能改善、通知パネルの機能改善(スヌーズ、通知内容のカスタマイズなど)、オートフィル(自動入力)機能やホーム画面でのアイコンバッジ対応など、Android 8.0/8.1で追加・変更された機能を利用できる。
その他、主に以下のような機能改善や仕様変更が行われる。
- 通知パネルスイッチのデザイン変更と機能改善(Wi-FiとDolby Audioの簡易設定とBluetoothデバイスのバッテリー残量取得に対応)
- マルチウィンドウの機能改善(利用中のホーム画面表示対応など)
- テレビ(フルセグ・ワンセグ)のPIP対応化
- 設定画面のデザイン変更と一部配置の変更
- 「ジェスチャー操作設定」のバージョンアップ(操作対象アプリの追加と「画面タップ」「ドラッグ」操作への対応)
- Bluetooth利用時、まれに本体が再起動することのある不具合の修正
- セキュリティ更新(2018年6月のパッチを適用)
バージョンアップ方法
OSバージョンアップは端末単体で行う。更新データはXi(LTE)/FOMA(W-CDMA)ネットワークまたはWi-Fi(無線LAN)経由でダウンロードする。Xi/FOMAネットワーク経由でダウンロードする場合のパケット料金は無料だが、「spモード」の契約が必要となる。
バージョンアップを開始するには、端末設定から「端末管理」→「端末情報」→「ソフトウェアアップデート」と進み、更新の有無をチェックする。更新がある旨の通知が出ている場合は、その通知パネルをタップして開始することもできる。
バージョンアップを即時開始したい場合は、Wi-Fi接続が必須となる。Xi/FOMAネットワーク経由でのダウンロード時は予約更新(時間は端末が自動決定)のみとなるので注意しよう。
更新にかかる所要時間は約33分だが、更新データのダウンロードに使う回線や、端末の内蔵ストレージの状況次第で前後する場合がある。
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