ニュース
ドコモが料金値下げを予告 KDDIとソフトバンクはどう出る?
ドコモが2019年に料金プランを2〜4割値下げすることを予告。競合キャリアのKDDIとソフトバンクはどう出るのか。2社に確認した。
NTTドコモが、2019年度第1四半期に、料金プランを2〜4割値下げすることを予告。競合キャリアであるKDDIとソフトバンクは、どうしていくのか。2社の広報に確認した。
KDDIは「『ピタットプラン』と『フラットプラン』で既に分離プランを提供しており、従来比で既に3割ほど値下げしている。(ピタットプランとフラットプランを提供開始した)2017年7月から2018年度末までに、3000億円強のユーザー還元を行う。今後も多様なプランを提供していきたい」とコメント。
ソフトバンクは「料金プランは常に、競争環境や消費者ニーズなどを踏まえて検討しており、今後も同様に検討していく」とコメント。同社も2018年9月から、分離プランとなる「ウルトラギガモンスター+」と「ミニモンスター」を提供している。
KDDIとソフトバンクグループは、2019年度第1四半期の決算会見を控えており、社長からどのようなコメントが出るか、あらためて注目したい。
関連記事
- ドコモが2019年に料金を2〜4割値下げへ 吉澤社長「分離プランを軸に検討」
NTTドコモが10月31日、2018年度第2四半期の決算説明会で、中期経営計画を発表。その中で、現行の料金プランを見直すことを予告。2019年度第1四半期に、現行プランよりも2〜4割程度値下げした新料金プランを提供する。 - auとドコモの段階制プラン、どちらがオトクか徹底比較
NTTドコモが5月から提供を始めた「ベーシックパック・ベーシックシェアパック」と、auの「auピタットプラン」という2社の段階制プランの料金を比較してみた。 - “機種変更しないauユーザー”は新料金プランに変更すべきなのか?
auの新料金プラン「auピタットプラン」と「auフラットプラン」は、端末購入が伴えば、ほとんどのケースでお得になる。では、既存ユーザーが端末を購入せずに新プランに変更した場合は? 「Galaxy S7 edge」と「Qua Phone PX」のケースで新旧プランを比較した。 - ソフトバンクの「ギガモンスター+」はどれだけお得? 業界への影響は?
ソフトバンクが新料金プラン「ギガモンスター+」を提供開始。月に50GBのデータ通信を利用でき、一部サービスの通信量がカウントされない。一方で「月月割」が付かない分離プランとなっている。新プランの狙いと業界に与えるインパクをと解説する。 - 動画・SNS使い放題+月間50GBで7480円から(割引なし時)――ソフトバンクが「ウルトラギガモンスター+」発表 「月月割」は原則適用不可
ソフトバンクが新料金プランを発表。一番の目玉は、指定の動画・SNSサービスのデータ通信を通信容量としてカウントしない「ウルトラギガモンスター+(データ定額 50GBプラス)」だ。【修正・追記】
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.