タビジョのスマホ街ある記(カナダ ホワイトホース編):OPPO「R15 Pro」でオーロラ撮影に挑む!(2/3 ページ)
9月中旬に夏休みでカナダに行くことになった。目的はオーロラ鑑賞。OPPOのスマートフォン「R15 Pro」を手に、オーロラの撮影にチャレンジした。
オーロラ鑑賞の勝率、その結果は?
結論から言うと、2勝1敗。はい、無事に見ることができました!!
初日は半日以上、夜行便のフライトを経て夕方現地着だったので、正直疲れと眠気に勝てる気がしなかったのだが、その日はずっと小雨が降り続く天気で、どうにも止む気配もなく空全体が雲で覆われていた。
こうなると諦めもつきやすく、早々に部屋に戻って翌日に備えることができた。困るのは2日目のようなパターンで、薄曇りで雲が全体的に出ているものの、オーロラ予報サイトでの太陽活動はまあまあ活発で、雲の切れ間から時折ぼんやりとオーロラが見えるというような状況。つまり雲の上ではオーロラがゆらゆらしているはずなのに、その! 雲が!! じゃま!!! という状態。
こうなると雲が晴れるのを待つ忍耐力との勝負となる。23時くらいから夜中の2時くらいまでは、宿のオプションサービスで利用したTipiというテントに焚火をしてもらい、マシュマロやエルクソーセージを焼いて食べたり、ペンライトアートで遊んだりして待っていたのだが、どうにもハッキリとしたオーロラが出ない……。
諦めきれない筆者はその後も同じ宿の宿泊者とおしゃべりをしながら(彼女は翌朝のフライトで帰国のため、出発時間ギリギリまでカメラを持って粘っていたのだった)待つことさらに2時間。明け方4時頃にだんだん雲が晴れてきて、ついに初めてのゆらゆらを目撃!!
写真では緑が濃く写っているが、実際はもっと白っぽい薄い雲のようにも見える。だから最初は、オーロラ鑑賞何日目かの人たちが「あっ、あそこ出てない!?」と言っているのに分からなくて「一体どれがオーロラなんですか……」と恐る恐る聞いたくらい。強いオーロラは、きっとみなさんが想像するようなカーテンのような動きが見えるのでそれなりに分かるのだが、弱いぼんやりとしたオーロラは本当に薄雲のよう。でもカメラを通すと色が出る。
さて、R15 Proと、自前の「HUAWEI P20 Pro」のスマホカメラ2台のみで臨んだ筆者が、どのくらいオーロラ写真を撮影したかというと、その数ゆうに100枚以上! どちらの機種もプロ撮影モードがあり、ISO感度とシャッタースピードを設定できるので、うまく調整し、簡易的な三脚を使い、5秒のタイマー撮影で手ブレを防止するという工夫でひたすら撮りまくった。ちなみにシャッタースピードは遅めに、ISO感度は3200に固定して撮影した。
3日目はほぼ快晴で、太陽活動も活発という好条件で最初からオーロラ―ブレーク状態。その分冷え込みも強く、寒さと戦いながらもひたすら三脚の前に立つ筆者に、周囲から「すごい集中力ですね……(寒いのに)」とお褒め(?)いただいたのだが、その集中力をもっと他のことに生かせるとよいのですけどね……。
R15 Proで撮影したオーロラ写真たち
3回のチャンスの中で、一番迫力のあるオーロラを見られた3日目の写真。ちょうどよい露出時間に悩み、いいタイミングの時にピントがうまく合わずに失敗し……と、100枚以上撮っても満足できるものはほんの数枚というレベル。いやもっと、目で見たらすごいんだって!! 大きく広がるオーロラは刻一刻と形を変え、上に上に伸びていき、筆者が撮影のコツをつかみ始めた頃にはだいぶ暗くなっていったのであった(涙)。次に行ったらスマホでオーロラを撮るコツ、人に教える自信ある! かも……。
オーロラ鑑賞をするには主に2つのパターンがある。1つは市内からオーロラがよく見え、かつ暖を取れるような小屋やテントが用意してある鑑賞専用エリアに行くツアーに参加するパターン。もう1つは市街地から離れたオーロラ鑑賞者向けロッジに宿泊し、敷地内から見るパターン。
前者は時間が限られてしまうが、より観測のしやすい場所で、ガイドから詳しい話が聞けたりオーロラと一緒に写真を撮ってもらえたりできる。筆者の参加したツアーでは、無料で三脚も貸し出してもらえてとてもありがたかった。後者はとにかく好きなだけ粘ることもできるし、疲れたら部屋にすぐ戻れるという気軽さがある。
筆者は後者で3日3晩過ごしたかったのだが、2泊しか部屋が空いていなかったため、3日目は市街地に宿泊しツアーに参加することでオーロラチャンスを3回確保したのだった。
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