タビジョのスマホ街ある記(カナダ ホワイトホース編):OPPO「R15 Pro」でオーロラ撮影に挑む!(3/3 ページ)
9月中旬に夏休みでカナダに行くことになった。目的はオーロラ鑑賞。OPPOのスマートフォン「R15 Pro」を手に、オーロラの撮影にチャレンジした。
ホワイトホース、意外と写真映え
オーロラ写真ばかりではちょっと特別な環境過ぎて普段使いのカメラの威力が分かりにくいと思うので、昼間のホワイトホースを紹介しよう。ホワイトホースの街自体は小さく、特にこれといった観光名所もない。自然に囲まれた、でもきれいに整備されたのどかな街、といった印象。近くにはユーコン川が流れ、すぐそこに山々も見える。街を散策した日は快晴だったので、空の青と澄んだ川の流れを撮影することができた。
昼間のアクティビティーの一つに、ユーコン野生動物保護区という場所がある。筆者が英語ガイドの説明を正確に聞き取れていれば、広大な敷地の中に一周約5kmの散策コースがあり、カナダ北部に生息する特有の動物たちに出会える。エルク、バイソン、マウンテンゴート、リンクスなど……敷地が広すぎて、遠くにいる動物を撮るにはスマホでは厳しかったが、3倍くらいのズームでも割ときれいに撮れていた。
市内にはホワイトホースやユーコンエリアの歴史や自然などが分かるマックブライド博物館がある。小規模だが展示資料も多く、せっかくこの地まで訪れたのであれば知識を深めるのによい施設だと思う。特にゴールドラッシュ時代の中継地であったホワイトホースの役割など、ムービー仕立てで上映されているのが興味深かった(当然、全編英語なので、理解度は半分くらいだけど……)。
2階にはユーコンの動物たちのはく製が展示されており、野生動物保護区では近づけなかった動物が所狭しと並んでいたので、ここぞとばかりに写真を撮ってきた。R15 proのポートレートモードで撮影すると、背景をきれいにぼかしてくれるので、何だか撮影上手になった気になれてうれしい。
動物だけでなく、植物も日本では見たことないようなものが咲いていたり、意外とアートな雰囲気の建物があったりと、意外にも写真映えのする街だった。
OPPO R15 Proと旅して
今回、R15 Proを使って1つ気になった点がある。鏡面加工のツヤッツヤの美しいボディーが魅力的ではあるが、何だか滑るのだ。例えばちょっと不安定な場所に置くと、そのまま静かにツル〜ッと滑り落ちてしまう。それだけ滑らかなカーブが掛かっているということなのだけど、すぐに落としてしまいそうだし、持っていても不安。グリップがしっかりしたカバーが必要だと感じた(R15 Proには透明カバーが付属しているが、今回はカバーを装着せず使用した)。
一方で「防水」に対応しているのはポイントが高い。旅行では雨や水場での撮影も多いから、防水タイプはスマホ選びの際に割と上位の優先度なのだが、SIMロックフリースマホでは少ないので貴重である。旅行好きで海外にもよく行くからSIMロックフリースマホがいいのに……他のメーカーの皆さんにも防水対応は強く推したい!
そんなわけで、筆者はこのホワイトホース3泊4日の後、バンクーバーに移動し、さらに3泊カナダ旅行を続けたが、ホワイトホースのみのオーロラ鑑賞旅行なら、3泊5日程度でOK。今までオーロラ鑑賞はパッケージツアーに参加した方が楽かな……と思っていたのだが、思ったより少ない日数でも組めることが分かったので、オーロラ鑑賞旅へのハードルが下がったし、既にもう一度オーロラを見たくなっている。
そろそろ本格的な冬のオーロラシーズン……いや、やっぱり夏がいいかなあ?(寒いの苦手)。バンクーバーから日帰りでシアトルまで足を伸ばした夏休み後半戦は、ぜひ筆者のインスタグラムからご覧ください!
ホワイトホース オーロラ鑑賞旅行 モデルプラン(東京発 3泊5日)
- 1日目:成田夜発の飛行機でバンクーバー経由、ホワイトホースへ(同日夕方着)。1回目のオーロラチャンスは眠気との闘い
- 2日目:夕方まではゆっくり過ごし、2回目のオーロラチャンスに備える
- 3日目:体力に合わせて朝からハイキングのツアーに参加する、午後からの野生動物保護区&タキーニ温泉ツアーなどに参加するもよし。最後のオーロラチャンス!
- 4日目:乗り継ぎがよいのは早朝6時発の便。前夜オーロラを待ちながらそのまま寝ずに空港に向かう人も
- 5日目:時差の関係で+1日の5日目夕方に東京着
- 航空券の目安:エアカナダで往復10〜15万円前後。カナダはわりと宿泊費が高いので、宿&ツアーでまあまあ追加の金額はかかる。金額面はパッケージツアーとの比較検討をしてみてもいいかもしれない
筆者プロフィール
小野田涼子(アイティメディア メディア企画部 プランナー)
海外旅行好きが高じて(?)アイティメディアでグローバル担当となるが、すぐに海外出張などもなく、さらにこの秋、部署異動でまたもや遠ざかってしまったので、取りあえず自腹旅。隙あらば旅に出ようとするため、最近は休み前に社内の人から声をかけられる内容がほぼ「次はどこに行くの?」。スマホとクレカとパスポートがあれば取りあえず旅に出られる便利な世の中になったので、年々逃避行癖が強くなっている。海外によく行くくせにSIMロックフリースマホにしたのがつい最近で、その便利さにいたく感動した。
会社員という制約の中、いつかは世界一周も夢見ながら、取りあえず地道に「50歳までに50カ国制覇」を目指して現在47カ国訪問済み。Instagramでは他の旅写真も掲載中。Follow me!:onoryo
※このプロフィール写真はR15 proで撮影。ユーコン野生動物保護区のセルフィ―用スペースでみんなこうやって撮る
関連記事
- タビジョのスマホ街ある記(韓国 釜山編):全インスタグラマーにおすすめしたい!「HUAWEI P20 Pro」
インスタ映えのポイントは色と構図。そのどちらもかなえるカメラでお勧めしたいのが「HUAWEI P20 Pro」。韓国の釜山で試してきた。 - 防水+おサイフ対応のOPPO「R15 Pro」は約7万円 絶妙な価格で売れ筋の予感
OPPOの新スマホ「R15 Pro」が9月に発売される。6.28型有機ELを搭載して防水とおサイフケータイ対応で、約7万円。機能とのバランスを考えると、絶妙な価格といえる。 - OPPOがSIMフリー2機種を発表 「R15 Pro」は防水+おサイフケータイ対応
OPPO Japanが、SIMフリースマホの新機種「R15 Pro」と「R15 Neo」を日本に投入する。ハイエンドのR15 Proは、防水とおサイフケータイに対応している。R15 Neoはミッドレンジモデルながら、4000mAh超の大容量バッテリーを内蔵している。 - 日本参入1年目で、OPPOがSIMフリースマホにFeliCaを搭載した理由
OPPOの新たなSIMロックフリースマホで目を引くのが、防水とFeliCaを搭載した「R15 Pro」だ。特に海外メーカーがSIMロックフリー端末にFeliCaを搭載するのは珍しい。OPPO Japanのトウ・ウシン氏が、新製品の狙いを語った。 - 飛び出すカメラを搭載、OPPOの“全画面”スマホ「Find X」が日本上陸 11万円強
OPPO Japanが11月上旬以降、SIMロックフリースマートフォン「Find X」を発売する。本体内部からカメラがスライドして現れる機構により、ほぼ全画面のデザインを実現。ディスプレイは6.4型、フルHD+(1080×2340ピクセル)の有機ELを搭載。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.