auの「Xperia XZ2」「Xperia XZ2 Premium」がOSバージョンアップ Android 9 Pieに:11月27日18時スタート
auの「Xperia XZ2 SOV37」と「Xperia XZ2 Premium SOV38」がAndroid 9にバージョンアップする。ユーザーインターフェース(UI)面を中心に変更点が多い。
KDDIと沖縄セルラー電話は11月27日18時から、ソニーモバイルコミュニケーションズ製スマートフォン「Xperia XZ2 SOV37」「Xperia XZ2 Premium SOV38」のOSバージョンアップサービスを開始する。バージョンアップ後のOSは「Android 9 Pie」で、本体単体または「Xperia Companion」をインストール済みでインターネットに接続しているPC・Mac経由で適用できる。
バージョンアップの概要
OSバージョンアップを適用すると、画面の自動回転がオフの場合でもナビゲーションバーのアイコンをタップすると画面回転できる機能や、「自動調整バッテリー(Adaptive Battey)」「明るさの自動調整(Adaptive Brightness)」といったAndroid 9 Pieで変更・追加された機能を利用できる。
その他、主に以下のような機能改善や仕様変更が行われる。
- ボリューム調整のリニューアル(Android 9標準に準拠)
- ステータスバーとクイックパネル・クイック設定パネルのリニューアル(Android 9標準に準拠)
- 電源キー長押し時のポップアップメニューのリニューアル(Android 9標準に準拠)
- 標準カメラアプリのユーザーインタフェース(UI)と一部機能名の変更
- 端末設定画面のメニュー構成変更
- 「Xperiaアシスト」の機能変更
バージョンアップ方法
本体単体でOSバージョンアップを行う場合、データをモバイル回線またはWi-Fi(無線LAN)経由でダウンロードする。データ量はおよそ1.2GBと大きく、モバイル回線を使った場合のデータ通信料は有料となるため、Wi-Fiを使ったダウンロードが望ましい。
PC・Macを使ったバージョンアップも含めて、所要時間はSOV37で約20分、SOV38で約25分を見込むが、通信速度や本体内のデータ量によっては時間が前後する場合がある。バージョンアップ時には本体ストレージに約1.8GBの空き容量が必要で、バッテリー残量は50%以上でないと実行できない。
なお、バージョンアップ適用にはAndroid 8.1段階での最新ソフトウェア(SOV37は「51.1.C.9.31」、SOV38は「51.1.C.10.44」)が必要となるため、端末の状況によってはアップデート操作を複数回求められることもある。
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