「HUAWEI WATCH GT」日本上陸 最長30日のバッテリー持ちで2万円台半ば:独自OS採用
HUAWEI WATCHの最新機種が登場。独自OSを採用し、利用状況に応じて「省電力」「パフォーマンス」の2プロセッサを切り替える設計としたことで通常は2週間程度、最長で30日間のバッテリー持ちを実現した。
ファーウェイ・ジャパンは11月28日、新型のスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT」を発売する。従来のシリーズとは異なり独自OSを採用し、利用状況に合わせて切り替わるデュアルエンジン(プロセッサ)と組み合わせることで通常は2週間、最長で30日間の長時間駆動を実現した。スポーツモデル(ブラック)は12月7日、クラシックモデル(シルバー)が12月19日の発売を予定している。想定販売価格は前者が2万4880円、後者が2万5880(共に税別)で、主要な家電量販店やWeb通販サイトを通して販売される。
HUAWEI WATCH GTは、「GPS」「GLONASS」「Galileo」を使った単独測位に対応。スマートフォンを家に置いた状態でもウォーキングやランニングなどのトラッキングができる。気圧センサー、ジャイロセンサーやコンパスも備え、ハイキングやトレイルランなどにも利用できる。
ケース(本体)には1.39型の円形有機ELディスプレイを備え、ペアリングした端末の通知を確認したり電話の着信操作をしたりできる他、ペアリング相手を探す機能も備えている。ケースは5気圧防水対応で水泳中も利用できるが、クラシックモデルに付属するレザーシリコンベルトは水泳時の利用が推奨されていない。
ケースの裏面には光学式の心拍センサーを2組備え、心拍測定時の信頼性が向上。睡眠トラッキング機能「HUAWEI TruSleep」も第2世代に進化し、200以上の睡眠に関するアドバイスを受けられるようになっている。
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