夜景とイルミネーションで比較! 2018年冬のハイエンドスマホカメラ:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/4 ページ)
最近、夜景撮影に力を入れているスマホが増えた。ということで、2018年冬モデル5機種で夜景とイルミネーションを撮り比べてみたのである。
ガチで暗い場所対決
レビュー時、世間は歳末&クリスマスモードモード。だから、街中はそこらじゅうイルミネーションでキラキラしてて、夜景っていうと暗い場所のイメージあるけれど、実はそんなに暗くないわけですよ。
でも暗闇でテストってのも現実離れしてるし。
よし、クリスマスイルミネーションが絶対にない場所で撮ってみよう、と行ったのが神社。ここにクリスマスイルミネーションあったら大変。
渋谷にある金王八幡神社。ほんのり拝殿がライトアップされてたのだけれども、手持ちで撮影するには向かないレベルの暗さである。ガチで暗所。
早速撮り比べる。さっきの順番で。なお、Mate 20 ProとPixel 3 XLについてはまず通常の撮影モードで撮ってみた。
拝殿の赤がすごくきれいに出ているのはMate 20 Pro。拝殿の屋根もつぶれてない。HDRがしっかり働いている。Xperia XZ3 は拝殿が少しトビ気味で、屋根は潰れ気味でコントラストが高め。
では、通常モードで撮った2機種の夜景モードを解禁!
いやあ、Mate 20 Proはすごい……けれど、やり過ぎ感もある。いや、このやり過ぎ感こそがHuaweiらしさといえばいいのか。
Pixel 3 XLの夜景モードはやり過ぎず、でも色もしっかり出て空もより青くなって、お見事。特に空がいい。
さてもう1つ、Mate 20 Proで忘れてならないのが「超広角」。
超広角で夜景モード
この超広角夜景は他のカメラには撮れないですよ。画質はメインカメラには劣るけど、これは面白い。
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