コラム
復活の“L”――iPhone XS(日本版)で「プリペイドeSIM」を契約した話:ふぉーんなハナシ(3/3 ページ)
NTTドコモを介して購入した「iPhone XS」のSIMロックを解除しました。せっかくなので、出張にかこつけて香港の大手キャリアがオンライン販売している「プリペイドeSIMカード」を買ってみました。
いざ使う!
3 Hong KongのプリペイドeSIMを使い始めるには、当該回線をいったんデフォルト回線に設定する必要があります。利用できるようになると、SMS(ショートメッセージ)が繁体字中国語と英語で送られてきます。
データ通信するにはデータローミングをオンにする必要があります。一応日本も対象国なので通信を開始してみると……。
日本国内の大手キャリアでは“絶滅”した「LTE」のピクトが表示されたのです。
iPhone(やiPad)の場合、表示されるピクトの内容はSIMカードのキャリアによって異なります(「キャリア設定」で定義されています)。3 Hong KongのSIMカードを使うと、LTEエリアでは「LTE」と表示されるため、表示が“復活”したことになります。
ともあれ、3 Hong KongのプリペイドeSIMは、現在進行中で米国出張で役立っています。契約して良かったです。
ちなみに、一度利用したeSIMカードは、削除すると同じ情報では再セットアップできないようです。削除の際は注意しましょう。
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