ソフトバンクから「AQUOS R3」登場 下り最大988Mbpsの通信に対応:オリジナルカラーあり
シャープから発表されたばかりの「AQUOS R3」がソフトバンクから登場。下り最大988Mbpsの通信に対応するハイスペックモデルの1つで、ソフトバンクオリジナルカラーもある。
ソフトバンクは、シャープ製スマートフォン「AQUOS R3」を5月下旬以降に発売する。それに先駆けて、5月17日からソフトバンク取扱店とWebサイトで販売予約を受け付ける。
(記事中の通信速度はいずれも理論値)
AQUOS R3は、5月8日にシャープが発表されたもののソフトバンク版。AXGP(SoftBank 4G)と3.5GHz帯TD-LTEとの5波キャリアアグリゲーション(CA)に対応するエリアでは下り最大988Mbps、上り最大26Mbpsで通信できる(SoftBank 4G LTEエリアでは下り最大968Mbps、上り最大37.5Mbps)。
ボディーカラーは「プレミアムブラック」「プラチナホワイト」「エレガントグリーン」の3色を用意する。エレガントグリーンはソフトバンク限定色だ。
プロセッサはQualcommの「Snapdragon 855」を搭載。メインメモリは6GB、内蔵ストレージは128GBを備える。外部ストレージは最大512GBのmicroSDXCに対応する。
画面にはQHD+(1440×3120ピクセル)の6.2型「Pro IGZOディスプレイ」を採用。10億色(10bit)表示と最大120Hz(120フレーム/秒)駆動に対応している。ディスプレイ上部のインカメラ回りと下部の指紋センサー回りにはノッチ(切り欠き)がある。
バッテリー容量は3200mAhで、ユーザーによる交換はできない。Qi規格に準拠するワイヤレス充電にも対応する。外部接続端子はUSB Type-Cで、イヤフォンマイク端子は別途備える。
アウトカメラは「静止画用カメラ」と「動画用カメラ」のデュアル構成。静止画用カメラは1220万画素センサーとF1.7レンズの組みあわせで、光学式手ブレ補正に対応する。動画用カメラは2010万画素センサーとF2.4の超広角レンズの組みあわせで、電子式手ブレ補正に対応する。
動画撮影では、AI(人工知能)が見どころを自動抽出して15秒間のダイジェスト動画を生成できる「AIライブストーリー」を新搭載。AQUOS R2で好評だった「AIライブシャッター」も引き続き利用可能だ。
インカメラは約1630万画素センサーとF2.4レンズの組みあわせとなる。
本体サイズは約74(幅)×156(高さ)×8.9(奥行き)mm、重量は約185g。IPX5/8等級の防水性能とIP6X等級の防塵(じん)性能を備える。OSはAndroid 9をプリインストールする。
機種名 | AQUOS R3 |
---|---|
メーカー | シャープ |
OS | Android 9 |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 855 |
メインメモリ | 6GB |
内蔵ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大512GB) |
ディスプレイ | 約6.2型IGZO Proディスプレイ(ノッチあり) |
解像度 | QHD+(1440×3120ピクセル) |
バッテリー容量 | 約3200mAh(交換不可) |
連続通話時間 | 約1920分(VoLTE)/約1800分(W-CDMA)/約870分(GSM) |
連続待受時間 | 約605時間(FD-LTE)/約600時間(AXGP)/約685時間(W-CDMA)/約580時間(GSM) |
アウトカメラ | 約1220万画素CMOS(静止画)+2010万画素CMOS(動画) |
インカメラ | 約1630万画素CMOS |
ボディーカラー | エレガントグリーン、プレミアムブラック、プラチナホワイト |
サイズ | 約74(幅)×156(高さ)×8.9(奥行き)mm |
重量 | 約185g |
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