ほぼベゼルレスでポップアップカメラのハイエンド「OnePlus 7 Pro」、669ドルから
中国OnePlusが新ハイエンド端末「OnePlus 7 Pro」をまずは米国で17日に発売する。ディスプレイ内指紋認証とポップアップセルフィーカメラでほぼベゼルレスな6.67型有機ELディスプレイを実現。価格は約7万3000円からだ。
中国のスマートフォンメーカーOnePlusは5月14日(現地時間)、ニューヨークで開催のイベントで新フラグシップスマートフォン「OnePlus 7 Pro」を発表した。米国などで17日に発売する。価格はメモリ6GB・ストレージ128GBで669ドル(約7万3400円)から。
目を引くのは6.67型でほぼベゼルレスなディスプレイ。リフレッシュレート90HzのQHD+(解像度3120×1440ピクセル、516ppi)の有機ELでHDR 10+だ。
このベゼルレスディスプレイは、ディスプレイ内指紋認証センサーとポップアップするセルフィー用のインカメラで実現した。指紋認証センサーは先代の「OnePlus 6T」のものより1.1ミリ大きくなり、反応は2倍速くなったという。
ポップアップカメラは1600万画素で、30万回使っても壊れない設計。
アウトカメラは4800万画素のメイン(ソニーのIMX 586)、1600万画素の広角、800万画素の望遠の3台が縦に並ぶ。
この他の主なスペックは、OSはAndroid 9 Pieベースの「OxygenOS 9」、プロセッサはQualcommのSnapdragon 855、GPUはAdreno 640、メモリは6/8/12GB、ストレージは128/256GB(microSDスロットはなし)。バッテリーは4000mAhでポートはUSB Type-C(3.5mmのオーディオジャックは非搭載)。サイズは162.6×75.9×8.8mmで重さは206gだ。色はMirror Grey、Almond、Nebula Blueの3色。
米国の他、中国、インドなど幾つかの地域でも発売する計画だ。日本で発売されるかどうかは不明。
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