トリプルカメラ搭載のSIMフリー「HUAWEI P30」が5月24日発売 7万円台後半【写真追加】
ファーウェイ・ジャパンが、最新スマートフォン「HUAWEI P30」を5月24日に発売する。MVNO各社や家電量販店が取り扱う。価格は7万7880円(税別)で、ブリージングクリスタルとオーロラの2色。6.1型のフルHD+有機ELやLeicaと共同開発した3眼カメラを搭載する。
ファーウェイ・ジャパンが5月21日、最新のSIMロックフリースマートフォン「HUAWEI P30」を発表。5月24日からMVNO各社、家電量販店、ECサイトで販売する。市場想定価格は7万7880円(税別)。カラーバリエーションはブリージングクリスタル、オーロラの2色。
MVNOはIIJmio、イオンモバイル、エキサイトモバイル、goo Simseller、DMM mobile、NifMo、mineo、LINEモバイルなどが取り扱う。家電量販店はエディオン(Webのみ)、上新電機、ノジマ(Webのみ)、ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、ケーズデンキなどが取り扱う。ECサイトはAmazon.co.jp、NTT-X Store、Caravan Yu、e-TREND、ムラウチドットコム、楽天ブックス、マイナビストアなどで取り扱う。
【訂正:2019年5月21日19時32分 HUAWEI P30の販路(MVNO)に誤りがあったため、訂正致しました】
P30は、Leica(ライカ)と共同開発したカメラを搭載した、Huaweiのフラグシップモデル。海外では2019年3月にフランスのパリで発表しており、日本導入が決定した形。なお上位モデルの「HUAWEI P30 Pro」は、NTTドコモが2019年夏に発売することが決定している。
背面に4000万画素の広角レンズ(27mm、F1.8)、1600万画素の超広角レンズ(17mm、F2.2)、800万画素の望遠レンズ(80mm、F2.4)から構成される3つのカメラを搭載。望遠レンズは3倍の光学ズームに対応しており、3つのレンズを組み合わせることで、画質劣化を抑えた5倍までのハイブリッドズームに対応。デジタルズームは30倍まで可能。
赤、黄色×2、青で構成されるRYYBセンサーを採用したことで、従来のRGGBセンサーよりも40%多くの光を取り込め、1/1.7型という大きなセンサーとも相まって、暗所での画質がさらに向上したという。広角レンズと望遠レンズはどちらも光学式手ブレ補正に対応している。インカメラは3200万画素。
アウトカメラの動画撮影も広角+望遠レンズのデュアル手ブレ補正に対応する他、広角レンズと望遠レンズの映像を1画面に分割して記録するデュアルビュービデオ撮影も可能。
ディスプレイは6.1型フルHD+(1080×2340ピクセル)の有機ELを搭載しており、インカメラの回りに滴型のノッチを設けている。アスペクト比を19.5:9の縦長に、ベゼルを最小限にしたことで、幅は71.4mmに抑えた。指紋センサーはディスプレイに内蔵しており、「HUAWEI Mate 20 Pro」よりも認証速度が30%向上した。
バッテリー容量は3650mAh。防水性能はIP53(防雨)をサポートする。おサイフケータイには対応しない。SIMはデュアルSIM、デュアルVoLTE(DSDV)に対応しているが、片方のSIMトレイは外部メモリ(NMカード)との排他利用となる(どちらか一方しか使えない)。国内ではドコモ、au、ソフトバンクのネットワークが利用でき、au VoLTEにも対応している。
機種名 | HUAWEI P30 |
---|---|
メーカー | Huawei |
OS | Android 9.0 |
プロセッサ | Kirin 980(8コア) |
メインメモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB |
外部メモリ | NMカード(最大256GB) |
ディスプレイ | 約6.1型フルHD+ 有機EL |
解像度 | 1080×2340ピクセル |
バッテリー容量 | 3650mAh |
アウトカメラ | 約4000万画素(広角)+約1600万画素(超広角)+約800万画素(望遠) |
インカメラ | 約3200万画素 |
ボディーカラー | ブリージングクリスタル、オーロラ |
サイズ | 約71.36(幅)×149.1(高さ)×7.57(奥行き)mm |
重量 | 約165g |
対応バンド | FDD-LTE: B1、2、3、4、5、6、7、8、9、12、17、18、19、20、26、28 TD-LTE: B34、38、39、40、41 W-CDMA: B1、2、4、5、6、8、19 |
関連記事
- 「HUAWEI P30/P30 Pro」登場 Proは4眼カメラで10倍ハイブリッドズームが可能
Huaweiが新たなフラグシップスマートフォン「HUAWEI P30」と「HUAWEI P30 Pro」を発表した。Leica(ライカ)と共同開発したカメラ機能をさらに強化した。P30 Proは画質劣化を抑えた10倍のハイブリッドズームが可能。価格は日本円で約10万〜16万円。 - Leicaの4眼カメラ搭載、10倍ハイブリッドズーム対応の「HUAWEI P30 Pro」がドコモから登場
NTTドコモが、2019年夏にHuawei製のスマートフォン「HUAWEI P30 Pro」を発売する。6.5型のフルHD+有機ELや、Leicaと共同開発した4眼カメラを搭載する。FeliCaや防水機能にも対応する。価格は8万円台後半の予定。 - 「HUAWEI P30」シリーズ徹底解説 Proは「暗所撮影」と「ズーム機能」が驚異のレベルに
Huaweiが「HUAWEI P30」シリーズを発表。「Rewrite the Rules of Photography(写真の法則を書き換える)」というキャッチの通り、カメラ機能を大きく強化した。特に進化したのが、P30/P30 Proの暗所撮影機能と、P30 Proのズーム機能だ。 - P20 Proから何が変わった? 「HUAWEI P30 Pro」のカメラ機能を徹底レビュー
3月にHuaweiの新たなフラグシップスマホ「HUAWEI P30 Pro」と「HUAWEI P30」が発表された。今回、上位モデルの「HUAWEI P30 Pro」をいち早く借りることができた。最大のセールスポイントであるLeicaの4眼カメラで撮影した作例を交えつつ、その使い勝手をレポートする。 - ファーウェイが「P20」「P20 lite」をSIMフリーで6月15日発売【写真追加】
Huaweiが3月に発表したハイエンドスマートフォン「HUAWEI P20」が、日本のSIMロックフリー市場に登場する。合わせて、一部キャリア・MVNO向けに投入された「HUAWEI P20 lite」も、SIMロックフリー市場への投入が決定した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.