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ドコモのiOS版「シンプルフリック」、視線や顔の動きで電話やメールが操作可能に
NTTドコモは、5月30日にiOS版「シンプルフリック」へ視線と顔の動きで操作できる機能「視線操作モード」を提供。電話、メール、アプリ、ブックマークを画面に触れることなく、ハンズフリーで起動できるようになる。
NTTドコモは、5月30日にiOS版アプリ「シンプルフリック」へ視線と顔の動きで操作できる機能「視線操作モード」を提供開始した。
「シンプルフリック」はスマートフォンのアイコンをタップするのが難しい、上肢に障がいのあるユーザーをサポートするためのアプリ。電話、メール、アプリ、ブックマークといったメニューを、フリックや音声操作で画面に触れることなくハンズフリーで起動できる。
今回追加となる「視線操作モード」の画面構成は3パターン、操作決定時の動作は「スマイル」「まばたき」「じっとみつめる」の3種類を用意。利用者に最も合ったスタイルで操作を行える。視線と顔の動きで操作できるのはアプリで事前に登録した宛先、サイトなどの起動までとなり、起動後の操作には対応していない。
対応機種はiOS 12.0以降のiPhone X、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Max、12.9型iPad Pro (第3世代)、11インチiPad Pro。最新版のアプリをダウンロードすれば使用できる。
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