ニュース
Appleが「watchOS 6」を2019年秋に公開 単独でのアプリインストールに対応
Appleが、開発者向けイベントでApple Watch Series 1以降を対象とするApple Watchの新OSを発表。開発者向けプレビュー版を即日公開した。一般ユーザー向けには2019年秋に提供する見通しだ。
Appleは6月3日(米国太平洋夏時間)、Apple Watch向けの新OS「watchOS 6」を2019年秋にリリースすることを発表した。iOS 13以降を搭載するiPhone 6s以降のiPhoneとの組みあわせで、Apple Watch Series 1以降のApple Watchに対応する。同OSの開発者向けのプレビューは、同日から公開している。
アプリ:App Store搭載でスタンドアロン動作可能に
プリインストールアプリとして、新たに「オーディオブック」「ボイスメモ」「計算機」が追加される。計算機には「割り勘」の計算にも対応している。
新たに親機(iPhone)を必要としない「スタンドアロンアプリ」にも対応。新搭載の「App Store」アプリを介してサードパーティーアプリをインストールできるようになる。
ヘルスケア:アクティビティで「トレンド」表示に対応 「耳」の健康にも配慮
「アクティビティ」アプリでは、90日間、または1年間のアクティビティをまとめて表示できる「トレンド」に対応。歩くペースのチェックなどもできるという。
新たなヘルスケア(健康)要素として、周囲の騒音を計測する「ノイズ」や、生理周期を管理する「サイクルトラッキング」も追加。聴力や女性の健康維持にも便利になる。
関連記事
- Appleが「watchOS 5」を今秋公開 ワークアウト機能や通知機能を強化 トランシーバー機能も追加
Apple WatchのOS「watch OS」が2018年秋にバージョンアップする。ワークアウト機能や通知機能の強化が行われる他、トランシーバー通話できる機能なども追加される。 - Appleが「watchOS 4」を今秋公開 「Siriウォッチフェイス」でよりインテリジェントに
Apple Watch用の「watch OS」が、第4世代に突入する。Siriを活用したインテリジェント化をはじめ、使い勝手をより向上することを主眼に置いている。 - 幼年期の終わり――「watchOS 2」で本格普及に入るApple Watch
「Apple Watch」は2014年9月の発表以来、多方面から注目を集めたが、その一方でソフトウェアは発展途上の感が否めなかった。だが、「watchOS 2」がリリースされたことでその状況も変わりそうだ。この新OSから、Apple Watchの新たな可能性を考えたい。 - 私が「Apple Watch Series 2」を手放せない理由
筆者はApple Watchが世に登場した頃からのユーザーです。今腕に巻いているのは2代目の「Apple Watch Series 2」。バンドにだいぶ使用感が出てくるほど、手放せない存在になっています。そんなApple Watch Series 2の利用シーンを紹介します。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.