UNPACKED 2019で触れたNote10以外の新製品 「Galaxy Tab S6/Watch Active2/Book S」の特徴は?(2/3 ページ)
「Galaxy UNPACKED 2019」で発表されたのはスマートフォンの「Galaxy Note10」と「Galaxy Note10+」だが、タブレット、スマートウォッチ、PCも発表。実機の写真とともに、主な特徴を見ていこう。
ベゼルの回転操作をタッチセンサーで復活させた「Galaxy Watch Active2」
Samsungは、スマートウォッチをGalaxy Noteシリーズに合わせて発表してきた。ディスプレイサイズが大きい端末はカバンの中にしまっておき、移動中の通知やメッセージのチェックを腕につけたスマートウォッチで済ませる――これが、同社が以前から描いていたシナリオだ。その新製品として、8月5日(現地時間)に発表されたのが、「Galaxy Watch Active2」だ。
Galaxy Watch Active2は、日本でもAmazon専売品として発売された「Galaxy Watch Active」の後継機。円形のディスプレイを採用し、ベゼル部分がタッチセンサーになっているのが特徴だ。ディスプレイ自体もタッチパネルで、直接ここを触れて操作することもできるが、表示を切り替えるときは、ベゼルをなぞるだけでいい。
2015年に発売された円形の「Gear S2」は、ベゼルそのものが物理的に回転し、操作することができた。先に挙げたGalaxy Watch Activeでは、この機構が廃止され、タッチパネルでの操作に一本化されてしまったが、Galaxy Watch Active2では、タッチセンサーという形でこれを復活させた格好だ。
Galaxy Watch Active2は、心拍センサーの他、心電図を作成するためのECGセンサーにも対応。ヘルスケア製品としてのブラッシュアップも図られた。Wi-Fi版だけでなく、LTE対応版も用意される。LTEはステンレススチールモデルだけの機能で、単体で通話やメッセージの送受信が可能になる。
本体は、アルミニウムとステンレススチールの両素材が用意される。さらに、スポーツウェアブランドのUNDER ARMOURとコラボしたモデルも用意される。本体サイズは、大小2つから選択でき、1つが40mm、もう1つが44mmになる。価格は、Bluetoothモデルが279ドルから、LTE対応モデルは429ドルからになる。9月13日に発売する。
関連記事
- 「Galaxy Note10/Note10+」発表、極細ベゼルで5Gモデルも登場 写真で速攻チェック
Samsungが、Galaxy Noteシリーズの最新モデルとなる「Galaxy Note10」と「Galaxy Note10+」の2機種を発表。2機種の主な違いはディスプレイサイズで、前者は6.3型、後者は6.8型となる。どちらもLTE版の他に5G版も用意する。 - Samsungの新Androidタブレット「Galaxy Tab S6」はSnapdragon 855、Sペン付きで649ドルから
SamsungがAndroidタブレット「Galaxy Tab S6」を発表した。Snapdragon 855搭載でSペン付き、Samsung DeX対応でPCのようにも使える。価格は6GB/128GBが649ドル(約7万円)。 - Samsung、Tizenスマートウォッチ「Galaxy Watch Active 2」を9月に米国で発売
Samsungが、Tizen搭載スマートウォッチ「Galaxy Watch Active 2」を発表した。価格は279.99ドル(約2万9700円)からで、米国で9月に発売する。LTE版もある。 - 「Galaxy Fold」の日本発売は? Noteと統合の可能性も? サムスンDJコー氏を直撃
サムスン電子ジャパンが東京の原宿に「Galaxy Harajuku」をオープン。これに伴い、サムスン電子モバイル部門CEOのDJコー氏が来日。「Galaxy Fold」を投入した狙いや、「Galaxy S10」シリーズでライナップを拡大した理由などを語った。 - Samsungの折りたたみスマホ「Galaxy Fold」は何が新しい? 気になるポイントは?
Samsungの折りたたみスマホ「Galaxy Fold」の製品版が、ついに披露された。これまでも他社から2画面スマホや、ディスプレイを折りたためるスマホは発表されたが、Galaxy Foldは何が新しいのか? 現時点で判明している特徴をまとめた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.