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7pay、不正アクセス被害者への補償を開始
7payの不正被害に遭った人への補償対応が8月19日に開始された。7payはサービス開始直後に不正アクセスが相次ぎ、9月30日にサービスを終了する。補償内容の詳細については、7pay事務センター(0120−113−393)が電話で案内する。
セブン・ペイは8月19日、コード決済サービス「7pay(セブンペイ)」で、不正被害に遭ったユーザーへの補償対応を開始した。7payは、7月1日のサービス開始直後から、不正アクセス問題の発覚を受け、9月30日にサービスの提供を終了する。
補償内容の詳細については、7pay事務センター(0120-113-393)が電話で案内する。7pay事務センター以外からの不正被害に関する不審な電話を受けた場合は、決して応じず、7payお客様サポートセンター緊急ダイヤル(0120-192-044)に相談するよう呼びかけている。
補償の対象となるのは次の通り。
- nanacoポイントからの身に覚えのないチャージ被害に遭った人
- 自身がチャージした7pay残高を、第三者に利用される被害に遭った人
同社は、登録したクレジットカードから身に覚えのないチャージ被害に遭ったユーザーについて、各カード発行会社の協力のもと、カード支払日までに当該チャージ分の引き落としをされないよう順次対応を進めている。また、デビットカードからの身に覚えのないチャージ被害についても、デビットカードのブランド各社の協力のもと、口座への被害額の払い戻しを順次進めている。
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