iPhone 11シリーズは「3D Touch」非対応に
Appleが発表した「iPhone 11」「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Pro Max」には3D Touchが搭載されていない。3D Touchは、ディスプレイを強く押し込むことで、ショートカット操作をしたり、アプリの一部機能へ簡単にアクセスしたりといった使い方ができる。
Appleが発表した「iPhone 11」「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Pro Max」はカメラやディスプレイ性能などで大きな進化を遂げたが、3機種そろって「3D Touch」が省かれた。
3D Touch対応機種には、ディスプレイに指の圧力を検知するセンサーが組み込まれており、ディスプレイを強く押し込むことで、ショートカット操作をする、アプリの一部機能へ簡単にアクセスするといった使い方がある。
3D Touchは、2015年に発売されたiPhone 6sシリーズから搭載された機能で、2017年発売のiPhone 8やiPhone Xではそろって対応していた。
しかし2018年はiPhone XS/XS Max/XRのうち、iPhone XRのみが3D Touch非対応に。その代わりに、ディスプレイを長く押し続けることで軽く振動し、強く押し込んだかのような感覚を得られる「触覚タッチ(Haptic Touch)」が搭載された。
3D Touch対応機種と非対応機種での大きな違いは、どの程度の強さでディスプレイを押し込むのかを検知できるか否か。
3D Touch対応機種では「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」→「3D Touch」から3D Touchのオン/オフを切り替えたり、押し込んだ時の感度を3段階で調整したりできるが、非対応機種ではそのような設定項目が存在しない。
3D Touch機能のヘビーユーザーが、iPhone 11シリーズに機種変更した場合、この微妙な違いに戸惑いを感じるかもしれない。
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