Xiaomi、本体をぐるっと包む占有率180%ディスプレイ+1億画素カメラの「Mi Mix Alpha」
Xiaomiがコストを度外視したコンセプトスマートフォン「Mi Mix Alpha」を発表した。ディスプレイは背面まで繋がる占有率180%。カメラはSamsungと共同開発した1億800万画素のメイン、ソニーの1200万画素の超広角を搭載し、価格は約30万円。
中国Xiaomi(小米科技)は9月24日(現地時間)、ディスプレイが本体の背面まで覆い、1億800万画素カメラを搭載するコンセプトスマートフォン「Mi MIX Alpha」を発表した。12月末に小規模に生産を開始し、1万9999元(約30万円)で発売する計画。この端末の使命は、コストや大量生産を考慮しない真に破壊的な製品であること、と謳う。
Xiaomiが「サラウンドディスプレイ」と呼ぶこのディスプレイの画面占有率は180.6%。
操作のためのサイドボタンは感圧式で、背面のカメラ部分のみ縦の帯状にセラミックになっている。
カメラは韓国Samsung Electronicsと共同開発した1億800万画素(1万2032×9024ピクセル)、Samsung製1200万画素の“ポートレイトカメラ”、ソニー製2000万画素の超広角カメラの3基。背面にもディスプレイがあるので、前面にはカメラはない。
本体の天地のフレームはチタン合金。カメラエリアの保護カバーにはサファイアガラスを採用した。プロセッサは米QualcommのSnapdragon 855+、メモリとストレージの最大の組み合わせは12GB+512GB。中国本土の主要キャリア3社で使える5G対応だ。バッテリーは4030mAh。サイズは154.38×72.3×10.4mmで重さは241g。
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