iOS 13の新「リマインダー」を使いこなす リスト管理と共有方法がカギ:iPhone Tips
iOS 13では、「リマインダー」アプリに機能が追加された。新しいリマインダーアプリでは、複数のリマインダーを作成した場合に、マイリストとしてカテゴリーごとに分類できる。あらかじめ指定したユーザーに、リマインダーを共有することもできる。
iOS 13では、「リマインダー」アプリに機能が追加された。新しいリマインダーアプリでは、複数のリマインダーを作成した場合に、マイリストとしてカテゴリーごとに分類できる。このため、リマインダーを新規作成する前にあらかじめリストを作成する必要がある。
リスト作成時には、リスト名の他に好きなアイコンや色を選択できる。リストの詳細設定を終えたら「完了」をタップする。
リストを作成したら、リマインダーを作成してみよう。まずは作成したリストをタップし、「新規リマインダー」をタップし、リマインダー名を付ける。ここまではこれまで通りの手順となる。続いて、リマインドする日時など詳細設定を行うため、インフォメーションアイコン「i」をタップする。その後、表示される詳細設定(クイックツールバー)では、時間や日付、URL、場所、プラグ、写真、カメラでスキャンした書類などを追加できるようになった。
例えば、iOSユーザー同士でリマインダーを共有する際、リマインダーアプリだけで特定のサイトを見るように促せる他、大切な書類も他社製アプリに誘導することなく、シームレスにリマインドとあらゆる情報を一括して共有できるようになった。
そして特筆すべきは、リマインドするときに、あらかじめ指定した人にも、SMSを用いてメッセージ経由で通知できるようになったこと。確かに、これまでも家族間(5人まで)であればファミリー共有を使って、リマインダーやiTunesやApp Storeから購入したコンテンツ、iCloudのストレージプランなどを共有できた。
一方で、ファミリー共有を使っていない他者に対してリマインドすることができなかった。それを設定するには、まずリマインダーの右端に表示される「i」アイコンをタップし、「メッセージ送信時に通知」をタップする。次に送りたい人を選択し、詳細設定を入力し終えたら「完了」をタップする。
作成したリストを削除するには、画面右上の「編集」をタップし、「-」から「削除」の順にタップする。作成したリマインダーを削除するには、リマインダーを右から左に向かってスワイプし、「削除」をタップすればよい。
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