ソフトバンクから「LG G8X ThinQ」登場 2画面ケースも付属
LGエレクトロニクスの“外付け”2画面スマホが、ソフトバンクから発売されることになった。日本向けのカスタマイズとして、テレビチューナーとおサイフケータイを搭載している。
ソフトバンクは12月上旬以降に、LGエレクトロニクス製スマートフォン「LG G8X ThinQ」を発売する。ボディーカラーはオーロラブラックのみとなる。
LG G8X ThinQは、9月にグローバル発表された同名スマートフォンのソフトバンク版。本体と同じ有機ELディスプレイを搭載する専用スマホケース「LGデュアルスクリーン」を装着すると2画面スマホとして使えることが特徴だ。
ソフトバンク向けモデルでは、テレビチューナー(フルセグ/ワンセグ)とおサイフケータイを搭載するカスタマイズが施されている。先述のLGデュアルスクリーンも付属する。
プロセッサはQualcommの「Snapdragon 855」で、メインメモリは6GB、内蔵ストレージは64GBを備える。最大512GBのmicroSDも搭載できる。本体とLGデュアルスクリーンのディスプレイは、共にフルHD(1080×2340ピクセル)の約6.4型有機ELとなる。OSはAndroid 9をプリインストールする。
アウトカメラは1200万画素の標準カメラと1300万画素の超広角カメラのデュアル構成。インカメラは3200万画素となっている。
バッテリー容量は4000mAhで、外部接続端子はUSB Type-Cとなっている。モバイル通信は下り最大988Mbps、上り最大37.5Mbps(共に理論値)となっている。Wi-Fi(無線LAN)はIEEE 802.11ac/a/b/g/nに対応し、Bluetooth 5.0も利用できる。
本体単体のボディーサイズは約76(幅)×160(高さ)×8.4(奥行き)mm、重量は約193g、LGデュアルスクリーン装着時のボディーサイズは約164(幅)×166(高さ)×15(奥行き)mm、重量は約331gとなっている。
本体にはIPX5/8等級の防水性能とIP6X等級の防塵(じん)性能を備えているが、LGデュアルスクリーンにはこれらが備わっていないので注意しよう。
関連記事
- 2画面に拡張できる「LG G8X ThinQ」発表 2つの画面はどうやって使う?
LGエレクトロニクスが、IFA2019で「LG G8X ThinQ」を発表。「LG DualScreen」というディスプレイ付きのケースに装着すると、“2画面スマホ” として使える。2つの画面で異なるアプリを起動できる他、2画面を連結させた表示も可能だ。 - 折りたたみスマホとは異なる手法で2画面化も LGの新スマホ「V50 ThinQ」「G8 ThinQ」を試す
LGが、同社初の5G対応スマートフォン「V50 ThinQ」と、静脈認証機能を備えた「G8 ThinQ」を発表。V50 ThinQの2画面化できるデバイスや、G8 ThinQのハンズフリー操作などを試した。なお、LG V50 ThinQ、LG G8 ThinQともに具体的な発売時期や価格は発表されなかった。 - LG、5Gサポートでデュアル画面にもなる「LG V50 ThinQ 5G」と静脈認証搭載の「LG G8 ThinQ」
LGがフラグシップ端末「LG V50 ThinQ 5G」と「LG G8 ThinQ」を発表した。V50は同社初の5Gサポート端末。G8は手のひらの静脈による認証機能やスピーカーディスプレイ、画面に触れずに操作できるジェスチャー機能などを搭載する。 - ドコモが「5Gプレサービス」対応端末を披露 スマホ3機種とルーター1機種
NTTドコモが、9月20日から開始する5Gプレサービス用のスマートフォンとルーターを披露した。一部を除き「Sub-6」「ミリ波」両方の通信に対応するが、あくまでもプレサービス用という位置付けで市販される予定はない。【追記】
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.