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人や環境に優しい存在へ――Googleデザイン担当者が語る「Pixel 4」「Nest Mini」のデザイン(2/2 ページ)
Googleが10月15日(米国東部夏時間)に発表した新製品群。それらのデザインを担当した「中の人」が来日し、デザインの背景を日本のメディア関係者に説明した。
色や形状にこだわったPixel Buds(第2世代)
Pixel 4の他にも、色や形にこだわっている製品として「Pixel Buds(第2世代)」が取り上げられた。
ロス氏によると、まず耳にフィットするように丸い形状を採用したとのこと。そこから、耳からひもが垂れ下がって不格好に見えないように、初代の有線イヤフォンから、完全ワイヤレスイヤフォンへと進化させたという。
Pixel Buds(第2世代)は専用ケースに収納すると充電できる仕組みだ。ロス氏は「専用の充電ケースに石のようなフォルムを持たせ、手に収まる形状に仕上げた」と話る。
またイヤピースは耳を密閉しながらでも、ある程度は外音を取り込めるような形状としていることも明かした。
再生可能エネルギーを利用し人や環境に優しく
説明会では、Googleが人だけでなく環境にも配慮されていることも強調された。
壁掛けに対応したスマートスピーカー「Google Nest Mini」は100%再生プラスチックを用いて製造されている。ロス氏は「これまで海に投棄された空きボトルなどを再利用し、ニットのように細かく編み込んでいる」と説明する。
また、Googleではハードウェア製品の他にも、同社のオフィスやデータセンターなどの施設で消費される電力を、太陽光や風力などの再生可能エネルギーによる発電でまかなっている。再生可能エネルギーに関しては、つい先日1億5000万ドルの追加投資を行うと発表しており、製品作りそのものだけでなく、環境への配慮についても積極的な姿勢を見せた。
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