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T-Mobile、600MHz帯での5Gサービスを全米で開始 対応端末も間もなく発売
T-Mobileが12月2日、全米5000以上の都市をカバーする5Gネットワークの提供を開始した。6日には対応するスマートフォン、「Galaxy Note 10+」と「OnePlus 7T Pro」を発売する。
米T-Mobileは12月2日(現地時間)、全米5000以上の都市をカバーする5Gネットワークの提供を開始したと発表した。米Sprintとの合併が完了すれば、New T-Mobileとして5Gをさらに幅広く展開していく計画だ。
まだ対応するスマートフォンがないが、6日に韓国Samsung Electronicsの「Galaxy Note 10+」と中国OnePlusの「OnePlus 7T Pro」の5GモデルをT-Mobileのオンラインストアで発売する。2020年には多様な価格帯の5G対応スマートフォンを15以上発売する計画。
T-Mobileの5Gは、600MHzという低帯域を使うことで広範囲の展開を可能にすることを目指している。米Verizonなどによるミリ波による5Gは高速だが、物理的な制限があり、数百メートル程度しかカバーできない。T-Mobileは「Verizonの5Gは壁や窓にブロックされるが、T-Mobileの5Gは壁を通過する」と説明する。
T-Mobileの5G利用コストは、T-MobileのLTEプランと同額。対応端末さえ購入すれば、オプションのコストなしで利用できる。
合併する見込みのSprintはミリ波採用の5Gの提供を予定している。今後は両方のメリットを備えた5Gネットワークを提供していくとしている。
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