2019年を振り返る(10月編):中国限定ガンダムスマホ/冬商戦向けスマホが続々登場/楽天モバイルがMNOサービスを開始(暫定):Mobile Monthly Top10
中国メーカーは、日本のキャラクターや映像作品とコラボレーションしたスマホをいくつか出してきました。しかし、ライセンスの都合上、日本では発売できません……。その1つが、OPPOの「Reno Ace GUNDAM Limited Edition」です。
2019年も、残りわずか。そこで、ITmedia Mobileのアクセスランキングを月単位で振り返っていきます。
この記事では、9月のアクセス数トップ10を見ていきます。
ITmedia Mobile Monthly Access Top10
2019年10月1日〜2019年10月31日
- 見せてもらおうか、OPPOのガンダムスマホとやらを 「Reno Ace」から「GUNDAM Limited Edition」登場
- NTTドコモが2019年冬・2020年春モデルを発表 スマホ5機種、ケータイ2機種とSTB1機種
- 36回払いで機種変不要――auが「アップグレードプログラム」を改定 11月1日から
- 小型ボディーに21:9ディスプレイを搭載した「Xperia 5」、ドコモが11月1日に発売
- auの「Xperia 5」「Xperia 8」、10月25日に発売
- 月額3500円で国内通信が使い放題 エックスモバイルがクラウドSIM対応ルーター「限界突破WiFi」発売
- 楽天モバイルの「無料サポータープログラム」に当選! “つながったら速い”が……
- 折りたためるスマホ「Galaxy Fold」日本上陸 au独占で価格は約24万円(税込み)
- 驚きの価格を実現した「OPPO Reno A」 “余裕のスマホ”で日本市場を攻める
- ドコモがAndroid 10バージョンアップ予定機種を公開
新型iPhoneの熱狂(?)が落ち着く10月は、例年だと大手キャリアから発売される新モデルの発表記事が多く読まれます。今年(2019年)も、その傾向に変わりはありません。
ただ、今年のランキングの1位は日本では発売したくてもできないであろう、OPPOのスマートフォン「Reno Ace GUNDAM Limited Edition」を紹介する記事となりました。
Reno Ace GUNDAM Limited Editionは、その名の通り「機動戦士ガンダム」とコラボレーションしたスマホです。中国では日本のキャラクター(や映像作品)とコラボレーションしたスマホが過去にも幾つか出ていますが、いずれも中国内か、かなり限られた国での限定販売となっています。キャラクターの利用許諾(ライセンス)の都合からです。
「どうしてもほしい!」という日本在住の人は、販売が許諾されている国・地域まで出向いて購入……すること自体は構わないのですが、買ってきたとしても電波法や電気通信事業法の都合で、日本国内で携帯電話として運用することは事実上困難。コレクターアイテムとなってしまいます。
以前は、日本でもコラボレーション端末がいくつか出ていましたが、最近はある意味で「ご無沙汰」です。今後、日本で「コラボスマホ」は出ることがあるのでしょうか……。
2019年冬モデルについては、まとめ記事はNTTドコモのものが一番良く読まれた一方、発表と同時に公開した機種別記事ではau(KDDIと沖縄セルラー電話)の「Galaxy Fold SCV44」が一番よく読まれました。
2月の振り返りでも触れましたが、Galaxy Foldは4月の一部市場(米国など)での発売直前にディスプレイの破損報告が相次いだことから発売を延期。その後、構造の改善を経て9月から順次販売を開始していました。
「Galaxy Fold、日本でも出るのかな……?」と思っていた所、(私個人としては)まさかのau独占販売となりました。価格は税込みで25万円弱と、価格が高騰する傾向にあった従来路線のハイエンドスマホと比べても頭1つ抜けた高さで、販路も大幅に限られています。
ただ、新しい形状のスマホに対する興味は非常に大きいようで、私の周囲では少なくとも8人がGalaxy Foldを予約、購入していました……。いやあ、本当にすごいです。
2020年も、Galaxy Foldのような画面を折り曲げられるスマホが出てくるのか、注目です。
10月といえば、楽天モバイルが「無料サポータープログラム」ながらMNOサービスを開始しました。その「本音レビュー」の1回目もトップ10入りしました。
私も、自宅周辺に楽天モバイルの電波が来ていることを確認した上で無料サポータープログラムに申し込んだのですが、見事に選外となってしまいました……。5000人限定なのでそれほど申し込みは殺到しないだろうと思っていた私は浅はかでした。「落選モバイル」というネットスラングがSNS上で見受けられるほど、高い競争率となったようです。
さてこのプログラム、間もなく開始から3カ月ですが、具体的なMNOサービスの足音が聞こえて来ないことが気がかりです。そろそろ、せめてFREETEL SIMユーザーやDMM mobileユーザーを含む既存ユーザーに対する移行について具体的な案内がほしいです……。
関連記事
- 見せてもらおうか、OPPOのガンダムスマホとやらを 「Reno Ace」から「GUNDAM Limited Edition」登場
日本で「Reno A」を発表したOPPOですが、中国ではハイエンドフォン「Reno Ace」が販売されています。このReno Aceにはガンダムとコラボした「GUNDAM Limited Edition」も登場。中国でもガンダム人気は高く、OPPOはそれに敬意を示してコラボモデルを用意しました。 - NTTドコモが2019年冬・2020年春モデルを発表 スマホ5機種、ケータイ2機種とSTB1機種
NTTドコモが2019年冬商戦と2020年春商戦に向けた新機種を発表した。5G通信サービスの商用化を2020年春に控え、LTE(Xi)世代の集大成として投入される。【訂正】 - 36回払いで機種変不要――auが「アップグレードプログラム」を改定 11月1日から
auが10月1日から提供を開始した「アップグレードプログラムDX」が、同月末をもって新規受け付けを終了。代わりに、36回払いと端末の返却を組み合わせた「アップグレードプログラムNX」が11月1日からスタートする。 - 小型ボディーに21:9ディスプレイを搭載した「Xperia 5」、ドコモが11月1日に発売
ドコモがソニーモバイルの「Xperia 5」を11月1日に発売する。アスペクト比が21:9、約6.1型の有機ELディスプレイを、約68mmのスレンダーなボディーに搭載した。背面には広角+超広角+望遠の3眼カメラを搭載する。 - auの「Xperia 5」「Xperia 8」、10月25日に発売
KDDIは、10月25日に「Xperia 5」「Xperia 8」を発売する。「Xperia 5」はHDR対応有機ELのシネマワイドディスプレイを備え、トリプルレンズカメラを搭載。「Xperia 8」は「マルチウィンドウ」に対応し、約1200万画素と約800万画素のデュアルカメラも備える。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.