「安い」「高い」には理由がある/楽天モバイル「無料サポーター」2次募集開始:Mobile Weekly Top10
国民生活センターが「格安スマホ」に関する注意喚起を行いました。MVNO側の説明不足によるトラブルだけではなく、契約者(ユーザー)側の知識不足によるトラブルも報告されていることがポイントです。
ITmedia Mobile Weekly Access Top10
2020年1月20日〜2020年1月26日
- 国民生活センターが「格安スマホ」に注意喚起――そもそもシニアに格安スマホを勧めるべきなのか
- 楽天モバイルが超小型eSIMスマホ「Rakuten Mini」を先行発売 全国6店舗で
- 4月に開始 料金は「余裕をもって発表」――楽天モバイルのMNOサービスはどうなる?
- PayPayと楽天Edyが利用率トップ MMDのスマホ決済調査
- 楽天モバイルが超小型eSIMスマホ「Rakuten Mini」を先行発売 全国6店舗で
- 「モバイルPASMO」2020年春サービス開始 Androidおサイフケータイで利用可能
- なぜ今も繰り返される? 販売店での「オプションのベタ付け」問題
- ソフトバンクの「iPhone 11(64GB)」15週連続トップ、ドコモの「AQUOS sense3」は3位に
- スマホを収納できるバッテリー付きウォレット「Superby」、クラウドファンディングで登場
- ドコモの「AQUOS zero2 SH-01M」、1月30日発売 価格は8万7912円(税込み)
ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2020年1月20日から2020年1月26日までの1週間について集計し、まとめました。
今回は、「石川温のスマホ業界新聞」の1月18日配信分から、国民生活センターが1月16日付で公表した「格安スマホ」に関する消費者相談事例について触れたコラムがアクセス数1位となりました。
国民生活センターの公表した事例を読んでみると、契約時の説明不足に起因するトラブルはもちろんですが、契約者(ユーザー)側の知識不足によるトラブルも見受けられます。格安スマホ(MVNOサービス)がどうして“格安”なのかを理解しないまま契約してトラブルを起こしているのです。
「安いものには理由がある」「高いものには理由がある」――それを理解するためには、ある程度の知識が必要です。ただ、その「知識」をどこから入手するのかという問題もあります。
私個人としては、「情報」を「知識」とできるようにして伝えることがメディア(情報媒体)の役割の1つであると考えています。しかし、このようなトラブルがいまだに見受けられるということは、私たちの伝える努力がまだまだ足りていないということでもあります。
これからも真摯(しんし)に、必要な情報を分かりやすく伝えていこうと改めて思う次第です。
1月23日、楽天モバイルがMNOサービスにおける「無料サポータープログラム」の2次募集を開始しました。そのこともあってか、今回のランキングでは、アクセス数のトップ10のうち3記事がそのことに関連するものとなりました。
2次募集では、1次募集で選考漏れとなった人は優先的に案内し、新規申し込み者と合わせて最大2万人を募ることになっていたのですが、申し込み開始から約10時間45分で締め切られました。
応募手続きのメールは、1次落選者は同日から、2次募集で初めて応募した人は28日から順次届くことになっています。私は1次募集時に落選したのですが、13日中に「優先受付のご案内」のメールが来ました。しかし、1月27日現在、そのメールに来ると記載されている「【無料サポータープログラム】2次募集 契約のご案内」は来ていません……。
あまりに気になってサポート窓口に問い合わせた所、「1次落選者の契約案内は2月3日まで順次行う」とのことで、「2月3日までに届かなかった場合に再度問い合わせてほしい」とも。早くRakuten Miniを購入して使ってみたいのですが……。
それはさておき、2次募集の発表と同時に、MNOサービスの本格スタートが4月となることも発表されました。料金プランは遅くとも2月末までに発表しないといけないと思うのですが、どうなるでしょうか……。
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