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シャープがオッポジャパンを訴える Wi-Fiに関わる特許侵害で
シャープが、オッポジャパン(OPPO)を東京地方裁判所に訴えた。Wi-Fi(無線LAN)に関する特許1件を侵害しているという。
シャープは1月30日、オッポジャパンがスマートフォンのWi-Fi(無線LAN)に関する特許を1件侵害したとして、東京地方裁判所に対して特許権侵害差止請求訴訟を提起し、特許権侵害差止仮処分の申請を行ったことを明らかにした。
訴訟・差し止め仮処分の対象は「伝送方式」に関する特許
シャープ広報によると、オッポジャパンが侵害したされる特許は「OFDM(直交周波数分割多重方式)」に関するものだという。OFDMはデジタル信号の変調方式の1つで、Wi-FiやLTEなどで用いられている。
シャープは知的財産権を重要な経営資源と位置付け、知的財産権が侵害されていると判断した場合は厳正に対処していくと表明している。
オッポジャパンは「回答を差し控える」
本件についてオッポジャパンにコメントを求めた所、「現在、事実を確認しているところで、回答は差し控える」との返答を得た。
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