ドコモの5Gはどこで使える? 対応“スポット”を公開
NTTドコモは2020年3月25日に5Gの商用サービスを開始するが、当初は特定スポットに限定してエリアを展開する。2020年3月末時点では全国150箇所で利用でき、5G基地局は約500局が対応する。同社は5G通信を利用できる施設やスポットのリストを公開している。
NTTドコモは2020年3月25日に5Gの商用サービスを開始するが、当初は特定スポットに限定してエリアを展開する。2020年3月末時点では全国150箇所で利用でき、5G基地局は約500局が対応する。
では、開始当初はどこで利用できるのか。ドコモは5G通信を利用できる施設やスポットのリストをWebサイト(※PDF)で公開している。なお、ここで公開されている施設はドコモが許諾を得たところなので、5G対応の全施設が掲載されているわけではない。
スタジアムやオリンピック施設では、札幌ドーム、茨城カシマスタジアム、オリンピックアクアティクスセンター、東京スタジアム、ナゴヤドーム、豊田スタジアム、鈴鹿サーキット、京セラドーム、マツダZOOMZOOMスタジアム、福岡PayPayドームなどの一部エリアで利用できる。
交通施設では、空港が羽田国際空港、成田国際空港、関西国際空港、那覇空港国内線、JR駅が札幌駅、仙台駅、岐阜駅、金沢駅、京都駅、大阪駅、和歌山駅、新神戸駅、広島駅、高松駅、博多駅などの一部エリアで利用できる。
商業施設では、札幌駅前通地下広場、東京スカイツリー、渋谷STREAM、渋谷スクランブルスクエア、松坂屋名古屋店、伊勢神宮内宮、富山県美術館、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、広島パルコ、道後温泉、ハウステンボス、美ら海水族館などの一部エリアで利用できる。
ドコモショップは、丸の内店、d garden五反田店、木場店、日本橋店をはじめとする幾つかの店舗内で利用できる。他に、ドコモ東北ビル、山王パークタワー、ドコモ品川のエントランスなどでも利用できる。
ドコモは2020年6月末までに全都道府県へ5Gを導入し、東京2020オリンピックでは主要施設で展開する。その後、2021年3月末までに政令指定都市を含む500都市で展開し、2021年6月末までに1万局、2022年3月末までに2万局の5G基地局を稼働させる予定。現在はあくまで「点」でのエリア展開だが、2021年度後半から「面」での展開を進めていく。
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