ドコモの5Gスマホ「AQUOS R5G」に乗り換え 契約時の注意点は? 通信速度はどれくらい?(1/2 ページ)
いよいよ3キャリアの5Gサービスが開始した。いち早く5Gを体験すべく、NTTドコモの「AQUOS R5G」を購入した。ここでは購入時の手続きと、短時間ながら試せた5G通信に関するレポートをお届けしたい。
いよいよ3キャリアの5Gサービスが開始した。既に5G端末の購入やスピードテストなどのレポートがあちこちで見られるが、筆者もいち早く5Gを体験すべく、NTTドコモの「AQUOS R5G」を購入した。ここでは購入時の手続きと、短時間ながら試せた5G通信に関するレポートをお届けしたい。
SIMは変更不要 2年縛りなしも、解約金発生の期限は引き継がれる
筆者は3月25日の発売日や翌26日は都合がつかず、27日の午前に、都内量販店で機種変更の手続きをした。ブラックレイとオーロラホワイトのどちらを選ぶか直前まで悩んだが、その店舗では「ブラックレイ」が残り1台だったのと、5Gらしいカラーはこちらかな、ということで、ブラックレイを選んだ。
LTE(Xi)からの契約変更になるので、それに関連する事項をまとめたい。まず、事務手数料は機種変更の2000円(税別、以下同)よりも1000円高い3000円がかかる。SIMカードはLTEで使っていたものから変更はなく、契約変更の手続き後に、SIMを入れ替えるだけでAQUOS R5Gで通信可能となった。ただし、このSIMを元のLTE端末で使えるかは、端末によって異なる。ドコモは、5G契約のSIMをLTE端末で使えるかどうかのリスト(※PDF)を公開しているので、こちらを参考にしたい。
筆者は直近では「JOJO L-02K」や「M Z-01K」を使っていたが、リストでは、どちらも5G契約のSIMでは「利用不可」となっている。試しにJOJO L-02KにSIMを差し替えてみたところ、ピクトエリアに「4G+」のアイコンが現れ、通信も通話も問題なく利用できた。おや……? リストで利用不可となっていても、必ずしも使えないわけではないようだ。ただし、使えたとしても動作保証外となるので注意したい。
料金プランは「5Gギガホ」か「5Gギガライト」を選択できる。料金体系はLTE向けの「ギガホ」「ギガライト」と似ているが、5Gギガホはキャンペーンという立て付けでデータ容量が無制限なのが大きな特徴だ。
料金はギガホ→5Gギガホの場合、月額6980円(定期契約あり)→月額7650円(+670円)になり、ギガライト→5Gギガライトの場合、月額2980円〜5980円(定期契約あり)→月額3150円〜6150円(+170円)となる。月の途中で5Gに契約変更した場合、5Gの料金プランがさかのぼって適用され、LTEと5Gそれぞれの料金が日割り計算になるわけではない。ただしギガライトのデータ容量はリセットされず、LTEで消費した分が5G契約にも引き継がれる。
また、5Gギガホと5Gギガライトのどちらも、定期契約(いわゆる2年縛り)はなく、いつ解約しても、解約金は発生しない。ただし、LTE時代に定期契約をしていた場合、解約金が発生する期間が留保され、5Gに変更後も、次の更新月より前に解約をすると解約金(9500円)が発生することは注意したい。筆者は「2020年11月30日」が解約金の留保期限となっているため、11月30日までにドコモを解約すると解約金が発生する(12月以降なら発生しない)。
Apple Watchやワンナンバーフォンをスマホと連携して使うための「ワンナンバーサービス」を使っている場合、システムの都合上、5Gへの契約変更前にいったん解約し、5G契約後に再度契約し直す必要がある。
上記を含む説明を受けた後、AQUOS R5Gで開通テストをして、手続きが終了。「スマホおかえしプログラム」には申し込まず、一括で購入した。手続き〜購入は約55分で終了したので、これまでの機種変更と契約に掛かる時間は大差ない。
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