ニュース
楽天モバイルのeSIMが「iPhone」「Pixel 4」に対応 動作保証はなし
「Rakuten Mini」向けに発行されていた楽天モバイルのeSIMが、eSIM対応のiPhoneやPixel 4/4 XLに対応した。ただし、Rakuten Mini以外でのeSIMの利用は動作保証対象外で、自己責任となる。
4月9日からモバイルキャリア(MNO)としての商用サービスを本格的に開始した楽天モバイル。同社のキャリアサービスでは、マルチサイズの「SIMカード」に加え、オンラインで対応端末に契約情報を直接書き込む「eSIM」を発行しているが、同社のeSIMが「iPhone」の一部機種や「Pixel 4」「Pixel 4 XL」に対応した。ただし、動作保証はない。
対応機種
2020年4月現在において、楽天モバイルのeSIMを書き込める機種は以下の通り。他キャリアで販売されたものについては、eSIMを書き込む前に「SIMロック」を解除する必要がある。
- iPhone XS(※)
- iPhone XS Max(※)
- iPhone XR(※)
- iPhone 11
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro Max
- Pixel 4
- Pixel 4 XL
(※)iOS 12.1以上で対応
利用方法
楽天モバイルのeSIMは、オンライン(Web)または店頭で申し込める(未成年の申し込みは店頭のみ)。申し込み後に発行されるQRコードを対応端末で読み込むことで、eSIMの情報を本体に書き込める。
eSIMの書き込み方は、過去の記事を参考にしてほしい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
“L”再び――iPhone XSでIIJmioの「eSIM」を使ってみよう(設定編)
インターネットイニシアティブ(IIJ)が、β版ながら個人向けのeSIM通信サービスを始めました。使ってみないわけには行かないので、IIJの協力のもと試してみることにしました。この記事では、iPhone XSで通信できる状態にまで持って行きます。「Pixel 4」は日本版もeSIMに対応 ソフトバンクはSIMロック解除が必要
Googleの最新スマートフォン「Pixel 4」と「Pixel 4 XL」が発表された。日本モデルで初めて「eSIM」に対応したことも大きなトピックだ。ソフトバンクが販売するモデルもeSIM自体は利用できるが、SIMロック解除が必要になる。楽天モバイルのキャリアサービスがスタート 「無料サポータープログラム」ユーザーの移行も受け付け開始
4月8日、楽天モバイルがモバイルキャリア(MNO)としての商用サービスを正式にスタートする。これに伴い、地域を限定して先行受け付けしていた「無料サポータープログラム」の利用者の正式サービスへの移行も受け付け始めた。【訂正・追記】楽天モバイルが「Rakuten UN-LIMIT」を改定 KDDIエリアは月間5GBまで、超過後は1Mbpsに
楽天モバイルが、4月8日に開始したMNOサービスの料金プラン「Rakuten UN-LIMIT」を改定。KDDIエリアのデータ容量を月間2GBから5GBに増やし、5GB到達後の速度を128kbpsから1Mbpsとする。Rakuten UN-LIMITの契約者に順次適用される。Rakuten UN-LIMIT、無料サポーターは「申し込み」ではなく「プラン変更」を
4月8日に楽天モバイルの正式プラン「Rakuten UN-LIMIT」の申し込み受付がスタートした。早速Rakuten UN-LIMITに変更しようと考えている無料サポーターも多いだろう。ただし注意したいのは、無料サポーターが電話番号を継続してRakuten UN-LIMITに申し込む場合、「申し込み」ではなく「プラン変更」の手続きが必要になること。