ドコモの「Galaxy S10シリーズ」にS20相当の機能を追加するアップデート
NTTドコモから発売された「Galaxy S10シリーズ」に、Galaxy S20シリーズで追加された新機能の一部が追加される。最新のソフトウェア更新を適用することが条件となる。
NTTドコモは6月1日、サムスン電子製スマートフォン「Galaxy S10 SC-03L」「Galaxy S10+ SC-04L」「Galaxy S10+ Olympic Games Edition SC-05L」のソフトウェアアップデートの配信を開始した。この更新を適用すると、Galaxy S20シリーズで追加された新機能の一部が利用できるようになる。
カメラには、1回の撮影でさまざまな写真・動画を自動的に撮影する「シングルテイクモード」、任意の画像をカスタムフィルターにできる「マイフィルター」、シャッタースピード・ISO調整が可能な「プロ動画モード」、2人以上の顔認識に広角へ自動切り替えする機能、ハイパーラプス撮影に夜間向け「ナイトモード」を追加した。
また「AR絵文字」を「ARゾーン」に名称変更して機能もさらにアップデートし、録画中のカメラ切り替えも可能に。カメラの撮影ボタンがアップデート後に長押しで「動画撮影モード」、スワイプ長押しで「連続撮影モード」となる。
キーボードの一部UIが変更され、「通訳」「検索」「Galaxy Pass」「キーボードサイズ」機能を追加。モーションも追加され、2本の指で左右にスワイプすると直前の編集を元に戻す/やり直すができるようになった。画像をグループにまとめて表示できるようになり、1つのBluetoothスピーカーへ複数の端末を接続して音楽を共有する「Music Share」機能も追加された。
ファイルをより簡単に共有できる「クイック共有」が追加され、MOV 形式の動画ファイルの再生にも対応。プリインアプリには生体認証でユーザーを認証する「Galaxy Pass」、端末の各機能を紹介する「ヒント」、よりAR絵文字を楽しめる「ARゾーン」が追加となった。併せて、伝言メモが正しく動作しない場合がある不具合を改善し、設定メニューのセキュリティパッチレベルが2020年5月となる。
更新の所要時間は、端末単体で利用する場合が約6〜8分、PC/Macを経由する場合が約54〜56分だが、端末の状況によって前後する場合もある。
関連記事
- ドコモのGalaxy S10シリーズがAndroid 10にアップデート
NTTドコモは、1月22日にサムスン電子製スマートフォン「Galaxy S10 SC-03L」「Galaxy S10+ SC-04L」「Galaxy S10+ Olympic Games Edition SC-05L」のOSアップデートを実施。ダークテーマやジェスチャーナビゲーションを追加する。 - ドコモの「Galaxy S10」「Galaxy Note10+」購入でもれなくdポイント5000ポイント付与
Galaxyは、NTTドコモの「Galaxy S10」「Galaxy Note10+」を購入し、応募したユーザー全員にdポイントを5000ポイント付与するキャンペーンを実施する。 - ドコモから「Galaxy S10」「Galaxy S10+」登場 S10+には「オリンピックエディション」も
サムスン電子のフラグシップスマートフォンがドコモからも登場。「東京オリンピック」とコラボレーションしたS10+のスペシャルエディションも1万台限定で登場する。【更新】 - 「Galaxy S10/S10+/S10e」登場 3眼カメラや新指紋センサー搭載 実機を速攻チェック
Samsung Electronicsが、2月20日(現地時間)に米サンフランシスコでGalaxyシリーズの最新モデル「Galaxy S10」シリーズ3機種を発表した。今回は標準、大型、小型の3モデルを用意。3機種の特徴や違いを実機写真とともにレポートする。 - 「Galaxy Harajuku」がリニューアル 4つの新アトラクションで撮影体験
サムスン電子ジャパンが、東京・原宿にある体験施設「Galaxy Harajuku」に新しいアトラクションをオープンした。「Galaxy S10」を使った動画撮影体験などが楽しめる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.