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ドコモから「Galaxy S10」「Galaxy S10+」登場 S10+には「オリンピックエディション」も

サムスン電子のフラグシップスマートフォンがドコモからも登場。「東京オリンピック」とコラボレーションしたS10+のスペシャルエディションも1万台限定で登場する。【更新】

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 NTTドコモは、サムスン電子製スマートフォン「Galaxy S10 SC-03L」「Galaxy S10+ SC-04L」を6月1日に、「Galaxy S10+ Olympic Games Edition SC-05L」を7月下旬に発売する。全機種ともに、5月16日から事前販売予約を受け付ける。

【更新:19時30分】ドコモオンラインショップでの販売価格を掲載しました。合わせて画像を追加しました

Galaxy S10 SC-03LとGalaxy S10+ SC-04L
Galaxy S10 SC-03L(左)とGalaxy S10+ SC-04L(右)

各機種共通の特徴

 各機種は、2月20日(米国太平洋時間)にグローバル発表された「Galaxy S10」「Galaxy S10+」のドコモ向けモデル。モバイル通信の対応周波数帯をドコモ向けに最適化した他、日本向けオリジナル機能としておサイフケータイ(FeliCa)とテレビ受信機能(フルセグ/ワンセグ)を備えている。

 プロセッサはQualcomm製の「Snapdragon 855」で、メインメモリは8GB、内蔵ストレージは128GBを備える。外部ストレージは最大512GBのmicroSDXCに対応している。

 Qi規格に準拠したワイヤレス充電機能では、他のQi規格準拠機器に電力を供給する「ワイヤレスパワーシェアリング」も可能に。外部接続端子はUSB Type-Cで、「USB Power Delivery(USB PD)」を使った急速充電にも対応する。

 画面はQHD+(1440×3040ピクセル)のSuperAMOLED(有機ELディスプレイ)で、「HDR10+」規格に準拠するHDR(高ダイナミックレンジ)コンテンツの再生に対応している。

 このディスプレイは「Infinity-O Display」と呼ばれており、左右端の湾曲に加えて、インカメラ回りに切り欠きが設けられている。先代の「Galaxy S9」「Galaxy S9+」のディスプレイと比較してブルーライトを42%カットし、目にさらにやさしくなっているという。

 ステレオスピーカーはSamsung Electronics傘下のサウンドブランド「AKG」の監修のもとチューニングされたものを搭載。「Dolby Atoms」にも対応している。

 アウトカメラは「広角」「望遠」に「超広角」を加えたトリプル構成で、それぞれ1200万画素、1200万画素、1600万画素のセンサーを備える。新設の超広角カメラは123度の視野角を持つため、風景撮影や大人数での集合写真撮影時に役立つ。

 先代に引き続き、広角カメラには可変絞り機構を備える(F2.4とF1.9)。動画撮影機能では、手ブレを極限まで抑制する「スーパー手ブレ補正」と、HDR10+フォーマットの動画撮影に対応した。ただし、以下の制約がある。

  • スーパー手ブレ補正とHDR10+記録は併用は不可
  • スーパー手ブレ補正撮影中は、ズーム機能は無効

 インカメラは機種によって構成が異なるが(後述)、デュアルピクセルセンサーを採用することでオートフォーカス(AF)の速度を改善している。

 セキュリティ面では、画面内に超音波式の指紋センサーを搭載。指紋認証の利便性を高めた。虹彩認証ユニット(赤外線カメラ+赤外線ライト)は非搭載となったが、インカメラを使った顔認証には対応する。

 サムスン電子のAI(人工知能)「Bixby(ビックスビー)」では、ユーザーの利用状況から端末設定を自動的に変更する「Bixby Routine(ルーティン)」を新搭載。自動変更の条件は手動で設定することもできる。

Galaxy S10 SC-03L

 SC-03Lは6.1型Infinity-O Displayを搭載。ボディーサイズは70(幅)×150(高さ)×7.8(奥行き)mmで、重量は158g。カラーはPrism White、Prism Black、Prism Blueの3つを用意する。ドコモオンラインショップでの販売価格は9万9424円(税込)だ。

Galaxy S10 SC-03L(正面)
Galaxy S10 SC-03L(背面)
Galaxy S10 SC-03L(左からPrism White、Prism Black、Prism Blue)

 バッテリー容量は3300mAhで、ユーザーによる交換はできない。インカメラは1000万画素のデュアルピクセルセンサーのシングル構成となる。

Galaxy S10+ SC-04L

 SC-04Lは6.4型Infinity-O Displayを搭載。ボディーサイズは74.1(幅)×157.6(高さ)×7.8(奥行き)mmで、重量は175g。カラーはPrism Blackで、ドコモオンラインショップでの販売価格は10万1088円(税込)となる。

Galaxy S10+ SC-04L
Galaxy S10+ SC-04L

Galaxy S10+ Olympic Games Edition SC-05L

 SC-05Lは、SC-04Lをベースに「第32回オリンピック競技大会」(2020年東京オリンピック)とコラボレーションしたモデル。ドコモオンラインショップにおいて1万台限定で販売する。販売価格は11万4696円(税込)だ。

Galaxy S10+ Olympic Games Edition SC-05L
Galaxy S10+ Olympic Games Edition SC-05L

 Galaxy S10+のPrism Whiteモデルをベースに、本体背面に同オリンピックのロゴマークをあしらったことが外観上の特徴。サムスン電子の完全ワイヤレスイヤフォン「Galaxy Buds」のスペシャルエディションも付属する。

モック
モックアップ展示。Prism Whiteの本体に東京オリンピックのロゴが入る。Galaxyと東京オリンピックのロゴが刻まれたGalaxy Budsも付属する

予約キャンペーン(SC-03LとSC-04L)

 SC-03LとSC-04Lの発売を記念して、サムスン電子では両機種を対象とする「予約キャンペーン」を実施する。

 両機種を事前予約した上で購入すると、もれなくGalaxy Budsのホワイト(通常をプレゼントする。5月16日から発売日前日(5月31日)までに予約した上で、6月1日から6月16日までに購入したユーザーが対象となる。

 キャンペーンの適用には、同社の特設サイトから応募する必要がある。応募期間は6月1日から6月23日までとなる。

実機写真

正面
背面
3機種の主な仕様
機種名 Galaxy S10 SC-03L Galaxy S10+ SC-04L Galaxy S10+ Olympic Games Edition SC-05L
メーカー サムスン電子
OS Android 9
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 855
メインメモリ 8GB
内蔵ストレージ 128GB
外部ストレージ microSDXC(最大512GB)
ディスプレイ 約6.1型 SuperAMOLED 約6.4型 SuperAMOLED
解像度 QHD+(1440×3040ピクセル)
バッテリー容量 約3300mAh(交換不可) 約4000mAh
アウトカメラ 約1200万画素CMOS(広角)+約1200万画素CMOS(望遠)+約1600万画素CMOS(超広角)
インカメラ 約1000万画素CMOS 約1000万画素CMOS+約800万画素CMOS
ボディーカラー Prism White、Prism Black、Prism Blue Prism Black Prism White
サイズ 約70(幅)×150(高さ)×7.8(奥行き)mm 約74(幅)×158(高さ)×7.8(奥行き)mm
重量 約158g 約175g

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