「Mi Smart Band 5」は画面が大きく、マグネット式充電採用、エヴァのウォッチフェイスも
Xiaomi(小米科技)が「Mi Smart Band 5」を発表した。カラー有機ELディスプレイが先代より20%大きくなり、バンドから外さずに充電できるようになった。中国では間もなく189元(非NFCモデル。約2900円)で発売し、それ以外の地域では7月発売の予定だ。
中国Xiaomi(小米科技)は6月11日(現地時間)、リストバンド型ウェアラブル端末「Mi Smart Band 5」を発表した。昨年発表の「Mi Band 4」の後継モデル。今回モデル名に「Smart」が入ったのは「ダイナミックホームスクリーン搭載の初のスマートウェアラブル製品」だからという。(中国向けコミュニティサイトでは「Mi Band 5」となっている。)
価格はNFCサポートモデルは229元(約3500円)、NFC非サポートモデルは189元(約2900円)で、中国で6月18日に発売する。海外では7月に発売の予定だ。
見た目で分かる先代との違いは、ディスプレイが大きくなったことだ。カラー有機ELディスプレイが先代より20%大きい1.2型になった。ウォッチフェイスとして、エヴァンゲリオン、初音ミク、名探偵コナン、スポンジボブなど、54種類のキャラクター(有料)を含む数百点のテーマが用意されている。
充電方式が変わり、マグネット式になった。後方互換性はなくなってしまったが、バンドから外さずにそのまま充電できるようになった。1回の充電で約14日間連続使用が可能だ。
バンドは淡緑、ピンク、青、紫、深緑、黒、黄、橙の8色。
新機能としてはPPG心拍数センサーが24時間監視機能をサポートするようになり、睡眠監視の精度が40%向上したという。
新たに女性ユーザー向けの月経周期予測機能も追加。また、ストレスモニタリング機能により、Apple Watchにあるような深呼吸や休息を勧める機能もある。
また、スマートフォン(AndroidおよびiPhone)とペアリングしてセルフィー写真のリモートシャッターとしても使える。
NFC搭載モデルでは、同社独自のAIアシスタント「XiaoAI」でスマート端末の操作や「UnionPay」によるモバイル決済も可能だ(日本では恐らく非対応)。
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