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2万円台とは思えない性能 Xiaomi「Redmi Note 9S」のカメラは多彩なシーンで使える荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(3/3 ページ)

税込2万9800円という低価格ながらもカメラ機能が充実している「Xiaomi Redmi Note 9S」。4眼レンズの実力はどのようなものなのか、いつものように作例とともに紹介しよう。

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奥行き効果による背景ぼかしも優秀

Xiaomi Redmi Note 9S
Redmi Note 9Sで自撮りしてるの図。彼女の手にはちょっと大きめ

 最後はポートレートだ。

Xiaomi Redmi Note 9S
写真モードで人物撮影。ちょっと地味なのは地味な天候だったから

 普通に撮るとちょっと地味かなという感じはあるけど、美顔を強めにかけてやると肌が滑らかになっていい感じになる。

Xiaomi Redmi Note 9S
☆アイコンをタップすると美顔とフィルターを付けられる。美顔機能を使うと肌が滑らかになる
Xiaomi Redmi Note 9S
美顔は真ん中くらいの設定。最強だと肌の補正が強すぎたので

 続いて、「奥行き効果」を出すポートレートモード。

 距離センサーを別途使うだけのことはあり、なかなか正確だ。

Xiaomi Redmi Note 9S
ぼけを最強にしてみた。ちゃんと被写体と背景の分離ができててけっこう使えそう

 お次はインカメラ。1600万画素と、この価格帯のモデルとしては高画素だ。

Xiaomi Redmi Note 9S
インカメラで自撮りの図

 インカメラ時は「手のひらシャッター」も使えるし、デフォルトで音量キーが3秒のセルフタイマーになっているので、それを押すと楽チン。

Xiaomi Redmi Note 9S
もうちょっと顔色がよく出るとうれしいかなという感じ

 インカメラのポートレートモードは単眼ながら髪の毛も指先もそれなりに上手に処理していてあまり不自然さはない。

Xiaomi Redmi Note 9S
インカメラでもなかなか正確な背景ぼかしが可能だ

 最後はおまけでショートムービー。

 15秒間動画を撮って、それを加工して出力してくれる機能だ。万華鏡効果+2倍速にしてみた。

ちょっとお遊びで8秒のムービーを撮ってみた

 かくしてこのRedmi Note 9S、ハイエンド機には及ばないところあるけど、この価格帯のスマホとしてはカメラがすげーちゃんとしてるのであった。晴天下でも曇っていても暗い室内でもきちんと対応してくれる。もうちょっと顔色がよく出るとうれしいかなというくらい。メインカメラに力を入れたのだろう。

 この価格帯でこれだけちゃんとしたカメラを積んできたら、上位機種もうかうかしてられませんな。

(モデル:長谷川実紗)

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