iPhoneを安く手に入れる方法 iPhone SE/7、CPO/中古品の価格を比較した(1/2 ページ)
iPhoneを安く手に入れるには、どんな方法があるかをまとめてみた。大手キャリアが扱うモデルから中古まで、2万円から4万円台で購入できるモデルを中心に調べた。サブブランドが扱うiPhone SE(第2世代)やiPhone 7、MVNOが扱うCPO品や中古品などが狙い目だ。
大手キャリアが、通信契約とともに端末を販売する際の割引が最大2万2000円(税込みとなり、ハイスペックなスマホを選んだ際の負担が重くなってきた。人気のiPhoneも同様で、ハイスペックな「iPhone 11」シリーズよりも、買いやすい「iPhone SE(第2世代)」が売れ筋ランキングで上位を占めている。また、キャリアのサブブランドなどで購入できる型落ちモデルも根強い人気を維持している。
そこで今、iPhoneを安く手に入れるには、どんな方法があるかをまとめてみた。大手キャリアが扱うモデルから中古まで、2万円から4万円台で購入できるモデルを中心に調べた(価格は基本的にオンラインショップのもので、税込み)。
iPhone SE(第2世代)は大手キャリア、Appleでも安い
第2世代の「iPhone SE」は、現在、新品のiPhoneで最も安く購入できるiPhoneだ。8月27日からY!mobileとUQ mobileも取り扱っている。さらに、mineoが独自に国内版SIMロックフリーモデルを取り扱っている他、gooSimsellerはCPO品(Apple認定の整備プロセスを経て品質が保証された新品同様の製品)と中古品を販売している。
大手3キャリアの端末価格は、AppleのSIMロックフリー版の価格よりも6000円から7000円程度高く設定されているが、端末を下取りに出すことで負担額を減らすプログラムを利用することで大幅に安くなる。3キャリアで契約する人のほとんどが、このプログラムを利用して購入するだろう。
ただし、キャリアによって若干の違いがある。ドコモはMNPして他社から乗り換えると2万2000円の割引が受けられ、3キャリアで一番安くiPhone SEを購入できるが、新規、機種変更などでは他の2キャリアより高額になる。一方、auとソフトバンクは割引がないが、プログラムを利用することで64GBモデルなら3万円を切る価格で購入できる。
Y!mobileとUQ mobileには、端末を下取りに出して負担額が減るようなプログラムはない。Y!mobilの5万7600円(64GB)と6万4080円(128GB)はソフトバンクと同額だ。ただし、Y!mobileはオンラインストアで購入し、新規またはMNPで「スマホプランM/R」を契約した場合、1万8000円の割引と事務手数料が無料になる割引が受けられる。
UQ mobileの、下取りも割引もない状態で64GBモデルが3万円台半ば、128GBモデルが4万円台という端末価格は、キャリアやサブブランドが扱うiPhone SEで最も安い。端末をずっと手元に置きたいという人にうれしい価格だ。
他に第2世代のiPhone SEは、mineoが国内版SIMロックフリーモデルを、gooSimsellerがCPO品と中古品を扱っている。mineoが扱っているiPhone SEは、SIMロックフリー版だけあって高額だ。通信契約をまとめてできる便利さはあるが、端末の価格だけを考えるとAppleで購入した方が安い。
gooSimsellerは「OCN モバイル ONE」の通信契約とセットの価格。iPhone SEは発売後、まだそれほど時間がたっていないため、CPO品と中古品でそれほど価格差がない。CPO品もAppleの価格と1000円程度しか違わないことを考えると悩ましいところだ。
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