マニア向けだが見どころ満載 日本上陸したゲーミングスマホ「RedMagic 5」を試す(4/4 ページ)
スマホマニア注目のゲーミングスマホ「RedMagic 5」が発売に。冷却ファンやLRトリガーを内蔵するなど、ゲーム向けに特化した機能を持つ本機をテストしてみた。
カメラは6400万画素のメインカメラと、800万画素の広角、200万画素のマイクロを搭載。インカメラは800万画素。UIは全て英語だ。AIも対応しているが、基本的にはオート露出で撮ったままをやや鮮やかに出力するという程度だ。スーパーナイトモードも搭載する。メインカメラの性能自体は良好なので、露出をタップ操作で積極的に操作すると見栄えのいい写真を撮れる。
高コスパのゲーム用スマホが欲しい人、コレクションに最適
繰り返しになるが、RedMagic 5は、ある程度スマホ慣れしたゲーマーやマニア向けの製品だ。特に、高い処理性能を長時間継続して利用できる内蔵冷却ファンや大容量バッテリーを求める、バトルロイヤル系やMMORPGを遊ぶヘビーゲーマーに最適なモデルだ。
おすすめの利用方法は、普段使いのスマホとは別にゲーム専用スマホとしての利用だ。ゲームを大画面で高性能なRedMagic 5に任せてしまえば、普段使いのスマホは好みの大きさやデザインのものを選びやすくなる。また、RedMagic 5をゲーム用のサブスマホとして使うのであれば、完全に日本語化されておらず不便な点や、Amazonプライム・ビデオなど有料映像配信サイトの画質が低くなる点、防水非対応など各所の不満点もやや許せるだろう。
正直、RedMagic 5は万人におすすめするスマホではない。特に初心者には後のサポートも含めてすすめられないモデルといえる。だが、ゲーム特化型スマホを求めている人にとっては高コスパで魅力的な選択肢だ。欲しいと思ったなら直販サイトで購入してしまおう。
関連記事
- Nubiaの5G対応ゲーミングスマホ「RedMagic 5」発売 6万円台で技適も取得済み
Nubia Technologyは、7月1日に5G対応ゲーミングスマホ「RedMagic 5」を約7万円で発売。最新の水冷却システムや、世界初をうたう144Hzの高速なリフレッシュレートを持つ6.65型ディスプレイを備えている。 - 圧倒的なスペックを持つゲーミングスマホ「Red Magic 3」が日本にも上陸(※ただし技適なし)
ZTEの関連会社であるNubiaが4月に発表したゲーミングスマートフォン「Red Magic 3」が発売。ZTEも2019年に入りSnapdragon 855搭載のハイエンドフォン「Axon 10 Pro」を発表していますが、Red Magic 3はそれをはるかに超えるハイパフォーマンスなスマートフォンです。 - 7.17型の巨大な5Gゲーミングスマホ「Black Shark 3 Pro」が登場 イヤフォンジャックもあり
Black Sharkのゲーミングスマートフォン「Black Shark 3 Pro」は、7.1型の大きなディスプレイを搭載。背面は中央にロゴである「S」の文字を配置し、上下左右をシンメトリックなデザインに仕上げています。ゲーミングモード「Shark Space」を起動する専用キーが便利です。 - Snapdragon 865搭載で5万円台から Vivoのゲーミングスマホ「iQoo 3 5G」は背面カラーに注目
日本に未参入のVivoは毎月のように中国でスマートフォン新製品をリリースしています。Vivoには複数のラインアップがありますが、その中でも「iQoo(アイクー)」はゲーミングに特化したハイスペックモデル。その中でもカメラを強化した「iQoo 3 5G」に触れる機会がありました。 - ASUSがゲーミングスマホ「ROG Phone 3」発表 5G対応でSnapdragon 865 Plus搭載
ASUSが7月23日、ゲーミングスマートフォンの新機種「ROG Phone 3」を発表した。5Gに対応し、CPUやディスプレイの性能が向上。144Hz駆動に対応したゲームもプレイできる。価格や日本での発売は未定。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.