2020年の新型iPhone、「発表日」と「発売日」はいつになる?:次期iPhoneはどうなる?
9月にはAppleスペシャルイベントが開催されるのが恒例だ。新型コロナによる影響は少なからずありそうだが、例年通り「iPhone 12(仮称)」などの新製品が発表される場となるだろう。ただ、発表タイミングについて、まだ明確なアナウンスはない。
9月にはAppleスペシャルイベントが開催されるのが恒例だ。新型コロナによる影響は少なからずありそうだが、例年通り「iPhone 12(仮称)」などの新製品が発表される場となるだろう。
ただし、スペシャルイベントの開催について執筆時点において明確な発表はされていない。ここ数年の開催日を振り返ると下記の通りとなり、日本時間の9月11日前後で開催される傾向があった。
- 2017年:9月13日(水)発表
- 2018年:9月13日(木)発表
- 2019年:9月11日(水)発表(※日本時間、以下同)
また、米AppleのYouTube公式チャンネルが8月下旬に、9月10日(米国時間)の日付でライブ配信のテストを行ったとみられる(投稿は既に削除されており確認できない)。ただし、これは2019年のスペシャルイベントと同じ日付でもあり、例年の開催日とは異なる曜日でもあるため、この日程で実際に配信が行われるのかどうかは不明だ。
とはいえ、開発者向けイベント「WWDC20」もオンラインで例年通り6月に開催したし、iPhoneの新製品も、例年通り9月に開催される可能性は大いにあるとみている。
発売は10月の可能性が高まる
iPhoneが発売されるのは、例年では9月下旬だ。近年の傾向を振り返ると、9月20日前後――発表翌週の金曜日に発売されている。
- 2017年:9月22日(金)発売(iPhone 8/8 Plus)、11月3日発売(iPhone X)
- 2018年:9月21日(金)発売(iPhone XS/XS Max)、10月26日発売(iPhone XR)
- 2019年:9月20日(金)発売 (iPhone 11/11 Pro/11 Pro Max)
2020年も例年通りであれば、9月18日(金)や25日(金)の可能性が高かった。しかし、Appleは7月末の決算説明会後において、新型iPhoneの発売が数週間遅れると発表しており、発売は10月になることが濃厚だ。
なお、auは8月26日に、同月31日に終了予定だった「5Gスタートキャンペーン」を1カ月後の9月30日まで延長することを発表。iPhone商戦が10月に延びることで、9月はAndroidの販売強化を継続するものとみられる。
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