ニュース
「Xperia 5 II」実機レポート 小さくなっただけじゃない、独自の工夫とは?(2/2 ページ)
「Xperia 5 II」は、「Xperia 1 II」の機能をベースにディスプレイの駆動速度を向上させ、ソニーの技術を小型ボディーに詰め込んだモデル。5Gに対応してバッテリーも大容量化しながら、Xperia 5よりも薄くなった。Xperia 1 IIよりも丸みを帯びたボディーも特徴だ。
カメラは1200万画素の標準、望遠、超広角の3つを搭載しているが、Xperia 1 IIにはあったiToFセンサーは省かれている。それ以外のカメラ機能は1 IIと同じだ。「α」の機能やUI(ユーザーインタフェース)を採用した「Photography Pro」もプリインストールしている。
バッテリーの寿命を延ばす新機能として、充電の上限を80%か90%に変更できるようになった。充電したままで満充電の状態が続くとバッテリーの劣化につながるため、そこを制御する設定となる。この設定により、最大で2割ほどバッテリーの寿命が延びることをソニーモバイルは想定している。
関連記事
- 小型の5Gフラグシップモデル「Xperia 5 II」登場 120Hz駆動のディスプレイ搭載
ソニーモバイルが小型のフラグシップスマートフォン「Xperia 5 II」を発表。日本を含む国と地域で2020年秋以降に発売する。Xperia 1 IIとほぼ同じカメラを搭載し、ディスプレイのリフレッシュレートを120Hzに向上させた。3.5mmイヤフォンジャックやフロントステレオスピーカーを備える。 - 「Xperia 5」と「Xperia 1」のスペックを比較する サイズ以外の違いは?
ソニーモバイルの「Xperia 5」が発売された。デザインやスペックは「Xperia 1」と共通する部分が多い。2機種の違いをあらためてまとめた。 - SIMフリーとキャリアの「Xperia 1 II/1/5」は何が違う? スペックや価格を比較
「Xperia 1 II」「Xperia 1」「Xperia 5」がSIMロックフリーで発売される。3機種とも既にキャリアが扱っているが、スペック面での違いをあらためて確認した。デュアルSIM、対応バンド、ストレージ容量などが主な違い。 - 「Xperia 1 II」を2週間使って感じた“反転攻勢”の仕上がり ただし内蔵アプリに不満も
初の5G対応Xperiaとして発売される「Xperia 1 II」が、ドコモとauから出そろった。通信方式だけでなく、カメラも大きく進化。デザインもXperia 1より洗練され、“Xperiaの反転攻勢”を支える1台に仕上がっている。2週間ほどメインの端末として使い込んで分かったことをまとめたい。 - スマホのトレンドと逆行? 大きく変わった「Xperia 1 II」のカメラ機能を解説
「Xperia 1 II」のカメラは、デジタル一眼のトップであるαシリーズと「ワンチーム」で今回のXperia 1 IIを開発したのだという。特に力を入れたのが、静止画のAFや連写の機能。カメラアプリも進化させることで、よりカメラらしく使えるようにした。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.