5G対応で120Hzディスプレイの「OnePlus 8T」、749ドルから
OnePlusが4月に発表した5G対応フラグシップ「OnePlus 8」のアップグレード版「OnePlus 8T」を発表した。リフレッシュレートが120Hzになり、アウトカメラが1台増え、充電スピードがアップした。米国での販売価格は約7万9000円から。
中国のスマートフォンメーカーOnePlusは10月14日(現地時間)、オンラインのみの発表イベントをライブ配信(録画を記事末に転載)し、新フラグシップ端末「OnePlus 8T」を発表した。スペック的に、4月に発表した「OnePlus 8」よりアップグレードしているが、同時発表の「OnePlus 8 Pro」には及ばない。
米国で10月中に発売する。価格は749ドル(約7万9000円)から。
同社は通例、春にフラグシップを発表し、同年秋にそれを少しアップグレードした「T」シリーズを発表するが、今回はOnePlus 8T Proはない。
リフレッシュレートがOnePlus 8 Proと同じ120Hzになり、カメラが4台になった。無線充電には対応しないが、充電が30Wから65Wになり、39分でフル充電できる。
主なスペックは、プロセッサは5G対応のSnapdragon 865、メモリ/ストレージは8GB/128GBか12GB/256GB(microSDスロットはなし)。ディスプレイはリフレッシュレートが120Hzの6.55型Fluid AMOLED。インカメラは4800万画素の広角、1600万画素の超広角、500万画素のマクロ、200万画素の深度カメラの4台、インカメラは1600万画素の広角1台。
ロック解除はディスプレイ下の光学センサーによる指紋認証式だ。バッテリーは4500mAhで有線充電のみ可能。ポートはType-Cでオーディオジャックはない。色はアクアマリングリーン(水色)とルナシルバーの2色のみ。
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