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iOS 14ではホーム画面のアプリアイコンを変更可能に 実際に試してみた(3/3 ページ)
iOS 14では、標準の「ショートカット」アプリの一機能を応用することで、ホーム画面上のアプリアイコンの見た目や名前を変えられる。そこでアプリアイコンの見た目を変更する手順について、改めて紹介していく。
本来のアプリアイコンを「Appライブラリ」へ移動する
ショートカットアイコンを配置しただけでは、元のアプリ――先の例で言えば「文字数カウントメモ」のアプリアイコン――はまだホーム画面に存在したままだ。”ホーム画面を整える”という観点では、これも見えなくしておきたい。
詳細は別途記事でも解説しているが、iOS 14では「Appライブラリ」という画面が追加され、アプリアイコンをホーム画面上に配置しなくてもよくなった。これを利用し、元のアプリをAppライブラリへ移動しよう。具体的にはアプリアイコンのない部分を長押しし、アイコン左肩に表示された「−」をタップしてから、「Appライブラリへ移動」を選択すればよい。
ホーム画面上のアプリがない部分を長押しし、編集モードになったらアプリアイコン左肩にある「−」をタップ(写真=左)。「Appライブラリへ移動」をタップするとアプリが消去されることなくホーム画面上から消える(写真=右)
この際、うっかり操作を間違えて元のアプリを消去しないように気を付けてほしい。その場合には、ショートカットアイコンがホーム画面に設置されていても、アプリを起動することはできない。
iOS 14では、ホーム画面へのウィジェット配置なども可能となっている。写真を活用したウィジェットを配置するためのアプリも続々と登場している。壁紙やウィジェットもあわせて活用することで、デザイン重視のオリジナルなホーム画面作成に挑戦してみてはいかがだろうか。
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