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Androidの11月月例セキュリティ更新は危険度最高5件含む33件、Pixelでは多数のバグ修正も
GoogleがAndroidおよびPixelの11月の月例更新をロールアウトした。Androidでは重要度最高の5件を含む33件の脆弱性に対処する。Pixelではサイレントモードで大事な通知もしない問題など、12件のバグも修正する。
米Googleは11月2日(現地時間)、AndroidおよびPixelの月例セキュリティ情報の11月版を公開し、パッチの配信を開始した。
Androidのセキュリティ更新では、重要度が最も高い「Critical」5件を含む33件の脆弱性に対処した。
Pixel端末固有の月例情報は、4件の「Moderate」な脆弱性に対処した他、12件の機能パッチ(バグ修正および改善)が行われた。今月から最新モデル「Pixel 4a 5G」と「Pixel 5」も対象になっている。
最新モデルでは、「Android Auto」モードで着信ができなかったバグや、屋外での明るさの自動調節がうまくいかないバグ、サイレントモードで大切な人からの通知も受け取れなくなってしまうバグ(これはPixel 3以降のすべてのモデルが対象)などが修正される。
Pixelシリーズの場合は[設定]→[システム]→[詳細設定]→[システムアップデート]→[アップデートを確認]でアップデートを確認できる。サードパーティー製端末の場合はメーカー側が対応した後、アップデートが可能になる見込みだ。
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